アメリカ、パリ協定から脱退

トランプ大統領は選挙前から言っていた通りパリ協定からの脱退を表明した。実際は手続きなど必要になり、完全に抜けるまで時間が掛かる。次のアメリカ大統領の判断によって決まると考えていいだろう。もちろんどうなるか全く解らない。したがって自動車の燃費改善は続く。

産業界を考えたら熱効率の追求はお金になる。日本の場合、熱効率追求の結果がハイブリッド技術を生んだ。1990年の平均的なプリウス級のクルマと比べ、燃費は半分近くになった。その分、車両価格が高騰したものの、燃料消費量が減ってユーザーは得している。

つまりユーザーの負担は同等か、若干減った。それでいてビジネスは利益を生み、化石エネルギーの使用量減少という好ましい方向になってます。ということが何となく解っているから、アメリカの自動車業界だってパリ協定に対し強硬な反対はしていないのだった。

そもそも二酸化炭素の排出権ビジネスは何にも無かったトコロから作り上げた。頭の良いグループがいるんだろう。詳細なデータなど無い4000年前の気温をデッチ上げ、起こってもいない海水面上昇をヒステリックに取り上げることにより危機感を盛り上げる。

ヒートアイランド現象による気温上昇や、地球規模の自然な温度上昇や気候変動も二酸化炭素を原因にした。結果、スンゴク儲けたのだった。日本なんかその他の国や地域より圧倒的に厳しい条件を飲まされ、たくさん排出権料金を支払うことになりましたね。

アメリカはアメリカで独自に化石燃料の排出量削減努力をすればいい。もっといえば、二酸化炭素を回収する技術などを作り上げるのも良い。いつになるか解らないが、必ず化石燃料は枯渇する。その時のために次世代エネルギーの開発を行うべきだと考えます。

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ