アルトエコ突如登場!
いやいや驚きました。スズキは2年前の東京モーターショーに出展されたイースを見て対抗馬の開発に着手しているとは予想していた。だからこそ9月22日のTOPに「早ければ東京モーターショーに出展するかも」と書いてます。ミライース試乗会の時にダイハツに聞いたら「スズキが燃費で追いつくのは1年後でしょう」。
スズキをナメたらアカンぞな。それにしても異例である。普通、発表日過ぎに発売される雑誌に対しては、事前資料を配付して紹介記事が出るようにします。なのに今回無し。24日発表ながら、26日売り号に載っていないのだった。情報すらなし。スズキに対する関心が薄いのか、全員キッチリ機密を守っているのか?
クルマ自体は気合い入ってる。アルトにMRワゴンのエンジン載せ、アイドルストップを付けただけじゃない。20kg計量化しミライースより10kgだけ重い740kgに。車高を15mm下げて空気抵抗を減らす源流対策に始まり、ハブベアリングの抵抗低減、ブレーキの引き摺り減少対策、CVTオイルの低粘度化まで行った。
内容を見るとエコラン大会のグループNカーといった雰囲気。出来ることは全て取り入れる、という入魂の作である。価格もミライースの79万5千円はほとんど売れていない、という状況を見て対抗馬を投入せず、あえて89万5千円にしてきた。装備内容はミライースとほとんど同じ。実質的な大幅値下げだ。
これでミライースの「凄さ感」がイッキに薄れた。アルトという既存の車種のまま30,2km/LというJC08を実現してきたからだ。おそらく今後の軽自動車のベーシックモデルは30km/L突破など当たり前になるのだろう。こうなると次は「クルマ好きでも欲しくなっちゃう軽自動車」を期待したい。アルトも「う〜ん」です。
だからこそスズキもダイハツと同じく専門誌を無視したんだろう。個人的にはスズキ・レジーナのようなクルマや、来年秋に出てくると言われているホンダの「新しい時代のNコロ」のような「濃い軽自動車」に期待したい。クルマもヤマハの『もえぎ』のような先祖返りが必要なんじゃなかろうか。2気筒エンジン上等だ。
・ECOカーアジアは「こちらもびつくり! 売れるぞミニキャブMiEV」
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アルトエコの難点を挙げるとすれば、燃料タンクの容量が20Lしかないことでしょうか。EVの充電と同じようにこつこつとガソリンを入れればいいでしょうけど、やっぱり30L欲しいところです。
それにしてもスズキの執念はすごいですね。
とは言え専用ボディーにして軽量化はこの期間ではさすがに無理だったのでしょう。
燃料タンクの容量とかリヤのヘッドレストとかで帳尻を合わせてイースと同じ重量ランクに納めた様です。
タンクはともかく、ここでリヤのヘッドレストを付けて出せてたら喝采を浴びたのにこの点は残念ですね。
次のモデルに期待します。
いやーびっくりです。スズキがVWと強気で手を切り、株式返せとゆうのがわかりました。さすが二輪でも世界4大メーカー。二輪の燃料電池スクーターも作ってるし、世の中が思ってる以上に技術力あるんですね。思えばバイクも他国のメーカー相手にならないほど、隼などカワサキと世界最速を争ってるし、当然技術力なくては市販車ではなしえない最速の世界だろうし。 これで今度の低燃費の(名前忘れました)コンセプトカーが新しい軽規格になり市販されるなら、スズキブランドが世界を席巻出来るよーな? 後は変速機もCVTじゃないのをがんばってほしいです。スイフトのレンジエクステンダー電気自動車、いずれ市販されるだろうし、いっそマツダと手を組んで、エンジン、ディーゼルや変速機、レンジエクステンダー電気自動車ハイブリッドを共同で補完しあい、世界を席巻してほしいなぁ 妄想ですけど。スイフトスポーツにスカイアクティブATが乗ったら、楽しいだろうし。無理か…
国沢先生、はじめまして
先生の大ファンの一人で、いつも楽しく拝見させてもらっております♪
先生のブログを拝見し2009年12月プリウス30、2011年10月ミライースを購入しました。またプリウスは先生のブログでのアドバイスもあり、今年、大阪から千葉まで運転し「ネオチューン」なるものを装着しました。やはりいいですね^^v乗り心地もさることながら、高速インターチェンジのコーナリングが最高です。安定感があり機敏に曲がってくれて毎日楽しく乗っております。
本題ですが、アルト エコですが確かにJC08燃費は0.2㎞差で抜かれましたが、タンク容量が20リットルです?!
【タンク容量】
ミライース:30リットル
アルト エコ:20リットル
ってことは、実燃費を仮に20㎞だとしたら
【航続距離】
ミライース:600㎞
アルト エコ:400㎞
ってことですよね!!!
これって微妙じゃありませんか?
軽はちょい乗りが多いので1回給油で400㎞走ればOKだと言う人もいるとは思いますが、350㎞を過ぎたくらいからガソリンの赤ランプが点滅しだすことを考えると・・・。
顧客の利便性よりも、なんだかスズキ会長の是が非でもミライースの燃費を抜いてみせる!魂が前面に見えてなりません。先生は如何思われますか?
満タンで500キロ走れればOkな気がしますが、、、20リットルのタンクで良いと思います、余裕は重りでしかない気がします。
下駄代わりに乗るには十分の走行距離の気がします。
確かに、ガソリン車の低燃費No.1の座をダイハツから奪い返すために、考えられることを何でもやるというスズキの執念や技術者の意地を感じました。
特に、ガソリンタンク容量を異例の20Lに減らす事までやるとは! (ダイハツ・イースを含め他の軽自動車は30Lが普通) これで満タン時に7.5kg軽くなります。(ガソリン比重:0.75kg/Lで計算)
実用燃費が20km/Lとして航続距離は約400kmですので、実質的には問題ないと思いますが、今までよりガソリンスタンドに行く頻度が増えたと感じる人がいるかも。
これから発表されるホンダの軽自動車の出方が注目されますが、カタログ燃費の数値競争に巻き込まれず、数字で表せない感性部分(デザイン、エンジンの品質感や味わい、走行フィーリング等)も大切にし、他のメーカーとの差別化を期待したいと思います。
スズキ、ど根性の商品化ですね!国沢さんの読みが的中しました!
タンク容量を減らすことで、ダイハツが言う一年分の時間を稼いだのかもしれませんね。
軽自動車は、ひとつ高みにいきましたから、これからが楽しみです!
ダイハツ・スズキ、いい競争してお互いが日本メーカーの顔になればいいと思います。三菱の軽はEV路線でがんばってるように思いますが、ホンダの軽が完全に埋もれてしまってるように感じます。
ベストカーによると次期マーチやミラージュもすごい低燃費だとか・・・。
楽しみです。
とはいえ複雑な気分も・・・。
私は原付(12年落ちですが)で通勤してます。
実燃費で30キロ前半。
ガソリン高騰時は特に通勤のガソリン代が助かっていたように思いますが、カタログ値とはいえ、今や車でも30キロ台の燃費。屋根もなく法定速度30キロの原付と、屋根があり雨風を気にすることなく100キロ出せる車の燃費と同等とは・・・。
燃料タンク20L・・・・・さすが鈴木修さんです。
こういうのを“技術”と呼べるんでしょうか?いや、こういうことも引っくるめて“技術”なんだよと言われれば何も反論できませんが・・・・・。
VWには、こういうことを引っくるめることができないエンジニアがいっぱい居そうな気がします。
アクア高いですね。装備を同等にするとフィットHVの20万円高ぐらいですかね。THSはやはり先代プリウスがベストマッチでそれ以上もそれ以下も不適合に思います。ホンダ方式は、フイットクラスがベストマッチかな。
ハイブリッドの適合する車って結構レンジが狭いと思います。PHVは、SUVなんかがマッチしてるような予感。
スズキという会社、浜松にあるものだから東日本大震災を分かってないとおもう。
あの時は燃料不足以上に満タンでどれだけ走れるか、またどれだけ車に燃料をストックできるかが被災または救援に向かう車に求められました。
だからいまでも満タン1000km走れるプリウスが売れているのです。
それなのにアルトエコの燃料タンク容量がたったの20Lとは、、
たぶん満タン航続距離は日本一短いでしょう。誰が買う?
その燃費なら20リットルのガソリンタンクで個人的には問題ないです。
大型バイクの世界ではそれよりタンクが小さく燃費が悪くて300キロも走れないのが当たり前ですから。
ガソリンタンクを30リットルにした場合や、もっと小さい10リットルにしたら燃費がどうなるか知りたいです。
軽はほとんど遠出に使われないから(私は稀に使いますが)、
タンク容量はあまり問題にはならないのかも知れませんが・・・
ちょっとやりすぎな感がありますね。
よく乗る人は、スタンドに頻繁に寄らないといけなくなります。
何より、
エコ!、エコ!、エコ!の一辺倒で世間を煽って、自らの首を絞めているような気がしてなりません。
多少燃費が落ちても、価格で勝負する(厳しいでしょうが)とか、色々あるでしょうに・・・
剛性が落ちるのも、衝突安全性能や乗り心地などを考えると、とても不安です。
燃費ばかり追いかけるのではなく、別の価値を提案してもらいたいものです。
それが自動車文化ではないでしょうか?
アクアはあと4万安ければ、希望通りでした(笑)
インパネのデザインが酷いので、実際には買いませんが。
アルトエコタンク容量20Lすばらしい!
私はSSバイク(YZF-R1)に乗っていますが、ツーリング燃費はだいたい15Km/L、タンク容量18Lです。なので、200Kmを目途に給油します。これで不便だと考えたことは一度もありまでん。理由は、バイクは燃料の量が車体バランスに影響する乗り物なので、満タンにしてすぐはスポーツ走行できないんです。
よく初心者あるいはバイクの特性を知らないバイク乗りがタンク容量が小さいので、何キロしか走れないからだめだというウンチクを述べていることがあるけど、それはバイクの楽しさを知らない人なのです。
エコカーでタンク容量を考えた時に、燃料タンクが大きいということはエコに繋がらないのです。10L大きなタンクは8〜9kg常に重たい状態です。これ当然燃費に影響します。実燃費が22Km/Lとしたときに15Lで走行可能距離は330Km。十分じゃないですか。普通の軽自動車に乗っている方、300kmくらいで給油してませんか?
エコカーの本質は長距離を走行することにあらず、同じ距離を安く走行するです。
8〜9kgの減量を車重減で行うのは大変ですが、燃料タンク容量を減らすことでもできるということを気付かせてくらた車です。
ところでアクア、1年前ヴィッツがデビューした時にネッツの方がRSと同じくらいの値段になると言ってましたがあながち間違っていなかったです。でも、燃費以外のところでRSにどれだけ肉薄しているのかが問題です。
先行予約の殆どがGグレードだと聞きます。これにいろんなオプションを付けるとプリウスのSくらいの値段になってしまうので考え物です。
ガソリンタンク20L…
それは30Lのままでスペアタイヤをパンクキットに
変えておけば解消したような気もしますが。
スズキのエンジニア的には実用における優先度が
スペアタイヤの方が上だったというところでしょうか。
まあそれはそれでエンジニアのこだわりを感じますけどね。
ホンダ・ビートのタンク容量も24Lだったが問題無かった様な気がします。販売店がミライースに対してどう売り込むのか楽しみです。ジェリ缶サービスとかしたら受けるかもしれません。
バイクに例えると、3.5ℓ位のタンク容量ジャないのかな?(20ℓは、バイクではでかい)
ツーリングを(結構杜遠出します)考えれば(スポーツ走行は、荷物が有る時点で無理)タンクは大きい方が良いです。
個人の使い方ですよね。
イースのライバルが出るのは良い事です。
僕は、アルト買いませんけど。(タンクが小さい、軽く使いたいなら、少なく入れれば良い。)
燃費計有るし。実際、妹は燃費計が有るから毎回10ℓ位しか入れません。(ムーブのエコアイドル)遠出では満タンにします。
選択肢が少ない(満タンでの航続距離は、夜間走行では重要)のは困ります。
特に、田舎はスタンドが激減しているので、本当に20ℓでユーザーに受け入れられるか、注目しています。
自動車(特に軽)は地方が主戦場です。
地方のユーザーがドウ判断するか?
そう思います。
以上。
認定の重量は燃料満タン、スペアタイヤ無しの状態で測定するのでスペアの有り無しは燃費測定には関係ないですね。
JC08だと740kgを越えると上のランクになり、タンク容量を30Lにしたとたんにムーブと同じ27キロ代になってしまうのでインパクトが無かったのでしょう。
スズキとしては今回は技術的に負けて無い事をアピールするのが目的で、本気に売る気は無い様に見えます。
近いうちに本格的に軽量化したモデルが出てくるのでしょう。
初めまして、こちらのブログの大ファンです。
リアヘッドレストや自転車通行の時と同様に、いろんなコメントが多いですね。。。
今までにダイハツは2台スズキは3台乗り、どちらも好きなメーカーです。
ダイハツの『スズキがイースに追いつくのに最低1年かかる』発言があったにせよ、アルトエコの20リットル採用は万人には受け入れられないのも事実でしょう。。
地方在住の私個人としては、軽自動車に乗ってますがアルトエコの燃費なら20リットルで全く問題ありません。
当然軽自動車は長距離走行には適さないクルマですし、長距離走行をする人も少ないはずですから、大体の軽ユーザーは不満ないと思います。
長距離走行が得意のビッグバイクより満タンで長く走れます。
とはいえ長い航続距離のほうが道具として優れていますから購入するなら私ならミライースでしょうか。
ただミライースのオンリーワン高性能がアルトエコの出現で、いとも簡単に魅力が減ってしまいました。
ガソリンタンクが3.5だとしてもカブのように燃費が良ければ世界で一番売れるわけです。
カブのタンクは小さいから買わないという人もなかにはいるんでしょうけどね。。
万人を満足させる車などこの世に存在しないでしょうし、不平不満をいうのも仕方ないのでしょうね。
このスズキアルトECO、確かにアドバルーン的意味はあると思うが、現実面の使い勝手を考えるにやはりダイハツミライースの敵ではなかろう。
何と言ってもたった「20リッター也」の燃料タンク、これは街乗りないし近郊にしか使えないだろう。
燃料タンク容量がいかに大事かを小生自身も昨年2004年式ヴィッツ1300U-Lで行った東京〜山形往復1000kmで思い知らされた―出発前満タン(40リッター)だった燃料タンクは自宅(埼玉県志木市)から300km走った福島で26リッター減少して残量は14リッター∴一も二もなく給油した格好です。その意味でスズキアルトECOもJC-08より10%悪化が実燃費として計算した場合、27km/lで東京から白河まで達した時点でタンクは半分=残量10リッターになる(概算)算定となり、乗り手つまりユーザー側の心理的不安感ともども手放しで「オールラウンダー」として薦められる商品とは言いがたいのではないでしょうか。
それ以上に既存の各種軽自動車のCd値削減、車重の軽量化(セダン系で700kg弱、ハイトワゴンで750-780kgなら一番理想的!)が進んだらそれはそれで壮挙だと思いますが国沢さんは如何でしょうか?
燃料タンク容量に賛否両論ですが、自分は賛成です。
スズキ技術陣の執念が感じられて良いと思います。ライバルがいたら絶対に勝つという姿勢が大切なんだと思います。
ライバルが切磋琢磨しながら技術は磨かれ、高い次元に行くわけですから、今度はダイハツに頑張ってもらいたいものです。
個人的には元気のないホンダにあっと言わせるような車種を発表してもらいたいのですが。
タンク容量、みなさんけっこう気にされるのですね。
僕はアリかなって思います。ふだんから、航続距離なんて気にしないで、メーターが減ってきたから入れるかってくらいですし、長距離のバイクツーリングでは、150km走ったら、給油するのが基本なので。
この日本、どこいっても100km走ればガソリンスタンドはあります。
エコしたいなら、こういく引き算の進化も必要なのではと思います。
皆様の書き込み拝見しました。タンク容量の問題で本質に迫っているのは"KJM”さんだけだと思います。
軽量化を目的にタンク容量を減らし実燃費をかせぐと考えるのはメーカーの勝手なので気にしませんが、"KJM”さんの記述通り、認証の際の燃費計測値を見かけ上良くするためのタンク容量10L減(車両重量10kg減)は、消費者だましなのでいい加減イヤになりますね。
マツダデミオスカイアクティブの際もタンク容量5L減でしたね。実はミライースも、ミラよりタンク容量を減らしています。
タンク容量減の主たる目的は燃費認証試験対策、およびいかにユーザーに燃費を良く見せるかですから、ユーザ軽視といわざるえません。残念です。
しばらくすればアルトエコのユーザー燃費のデータ数が増えてきますので、ミライースより0.2km/L燃費が良いのかどうか、検証してみれば良いと思います。
皆様の記事大変参考になりました
ウンチクは評論家並みで凄いですね。。。
ですが批判的な人に聞いてみたい
じゃあアルトエコの燃料タンク容量が30L超えたら買うんすね?
20Lタンクは通勤ルートや普段のドライブに高速or自動車専用道路が含まれるか否かで印象は変わるでしょう
高速や山道を頻繁に走るなら、タンク容量に少しでも余裕があった方がいいに決まってます
また、給油頻度が少なければ給油キャップ解放時のガソリン蒸気放出が少なくて済むのでは?
アメリカでは大気汚染防止の為に義務付けられている気化ガス蒸発防止装置も日本車ではあまり見かけません。
無駄なキャップ解放やガソリンスタンドへの寄り道を減らせれば数万台単位では大気汚染抑制にもなり、ガソリン10L分の軽量化?などは相殺されて余りあるメリットがあるはずです