エラントラ訴えられる
アメリカのカタログ燃費は極めて実燃費に近い、と何度か紹介してきた。ちなみにプリウスの街中モードで21,8km/L。
インサイト17,5km/Lという具合。なぜ実燃費に近いのか? いろんな角度で調べてみたけれど、内容は日本のJC08と決定的な違いなし。真剣にテス
トすれば、もっと良い数字になるハズ。
普通の技量のドライバーにテストさせてるのか? などというウサワすら出るほど。そんなことから現行エラントラがデビューした時の燃費表示である街中12,4km/Lと高速17,1km/Lは、日本の自動車メーカーに衝撃を与えた。例えばカローラだと街中11,1km/Lの高速14,5km/Lでございます。
燃費を大きな訴求点としてきたシビックの開発陣はエラントラが発表された時に
ちょうど開発末期というタイミング。余裕でクラストップの燃費だろうと自信満々だったようだけれど、エラントラにヤラれてしまった。シビックは街中
11,9km/Lの高速16,7km/L。そんなことから「インチキだ」という声も出ていた。
するとどうよ! エラントラの燃費表示は誇大表示だ、ということで訴訟を起こされてしまったという。以前もシビックHVの燃費がカタログデータに届かないということで集団訴訟され、ホンダはお見舞
い金を払うことになったと紹介した。アメリカって「カタログデータの燃費が出ない!」と訴えれば勝てる国なのだ。
だからこそ自動車メーカーも誇大広告にならないよう、真剣に数字を考える。そんな中でのエラントラの数字だから、燃費じゃ頑張ってきた日本のメーカーは驚いた。しかし表示の燃
費が出ていないのだろう。中でも問題になっているの、高速燃費だという。皆さん「満タンで800km走らない!」と怒っている様子。
現代自動車の今後は1)実際に出ないのであれば見舞金を支払うことになる。2)速やかに改良を加えカタログデータが出るようにする、という二つのことを行わなければならない。ただエラントラの販売台数が大幅に下がるかとなれば、そんなこともなかろう。今の販売台数、燃費の悪さを織り込んでいると思う。
日本勢はここで「やっぱりね!」と安心せず、さらなる努力をしなくちゃいけません。いずれにしろ韓国勢に疲れが出てきたことは間違い無し。踊り場ですね。逆に日本勢って伸び代出てきた。家電ギョウカイのようにならないよう、ここでイッキに引き離すべし! 日本人はクルマに「楽しさ」も混ぜることが出来ますから。
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まあエントラ大変だなあ。隣人の不幸と考えず明日は我が身と思った方がいいですよね。 日本でこんだけ誇大表示燃費なんですから。 しかし大人しい国民性の我が国の場合はバカみたいに数字をサバ読んで、訴訟される国民性のお国では慎重な数字だすたあなってないなあモラルハザードだな。 また日本人自体、数字が凄いと喜びまくるし報道も加熱するし…。まあしょうがないのか? 現実的な数字にしてほしいです燃費表示。カタログ越えか近い数字だすのにそればっか気使う運転なんて個人的に面白くもなんともないです。 燃費表示がリッター18ぐらいで、気がついたらいつもリッター20超えてるじゃん!ぐらいがいいと思うけどなあ。
現代自動車って三菱自動車が技術垂れ流しな関係なわけだから、三菱が一切関係絶てば停滞しないのかな。今さら遅いか。
三菱だって少しばかり技術料もらってるよりも、世界中に席巻して三菱のシェアすら奪っているわけだから大損して失敗だったって考えるべきでしょうね。
現代自動車だって近い将来に中国からの自動車輸出にやられる可能性は高いと思う3日天下になったりして。
O社の夜間ツアーバスを利用する機会が東北自動車道路の同一路線で二回あった。初回は往復いすゞ製のバス、揺れもキシミ音もエンジン音もごく僅かで快適であった。二回目は往復、最近国内でも増えてきた韓国現代自動車のバスであった。乗車座席の位置はほぼ同じである、地震の後の段差などダイレクトに伝わり揺れの酷さにかなりのボディのキシミ音が途絶えずエンジン音も大きい、同じコースで快適性にかなりの差を感じた。シートの快適性もいすゞの方がかなり良い。いすゞのアクティブエアサスペンションの性能の凄さは荒れた路面をフラット路面の様にスムーズに流してくれる。エンジン音もトランスミッションの切り替えショックも雲泥の差、外装デザインに差は無いにしろ、乗客の快適性は10年以上の技術に差があるのではと思える。コストが多少高くても国産のバスに乗車したいとつくづく感じた。ツアーバス会社さん、国産バスにして下さいね。乗客の疲労感はかなり違います。韓国現代と日本車、乗用車もまだまだ差があると思いますよ。デザインはなかなか韓国現代も素敵ですが。
日本のJC08モードでも7掛けくらいで考えればまあ実燃費に割と近いような感じです。
アメリカの場合はメーカーの提示した燃費の7掛けで表示するとか有るんだろうか。
>普通の技量のドライバーにテストさせてるのか?
あんがいこれが本当だったりして。
無作為に選んだ素人ドライバー100人くらいで指定コースを走らせて燃費を測ってるとかだったら納得がいきますね。
日本も素人ドライバーに運転させて燃費は測定すればいいのにね。
日本の場合は低燃費運転のスペシャリストがテストドライバーなんでしょう。
最近の車は長距離走ればモード燃費なんて軽くクリアします。問題は市街地走行ですね。
うちのエッセは長距離28k/Lで市街地18k/Lです。別にハイブリッドでもスカイアクティブではないけど長距離走ればモード燃費超えます。
メーカーも燃費自体は昔と較べると格段に良くなってるんだからもう少し実燃費に近い表示をして欲しいもんです。
エラントラが訴えられたのはウォン安背景にダンピングまがいのことしてやられたLGやサムスンの次のターゲットが車じゃないのかな?
アメリカって自国の産業を守るためには何だってやりますからね。
小生、昨日は事情から愛車ヴィッツ1300U-L/2004年式(101350km走行)にまたがって埼玉県志木市荒川沿いの自宅から河口湖〜都内と走りぬいて来たが、同じ2004-2005年式の韓国製ヒュンダイ・ソナタ2400ccよりもむしろ快適で、自然なドライブフィールを味わえたと言っておく。
ここまでは一世代前の車両に関してだが、逆に現行モデルについて言えば2.0リッターターボ、2.4ハイブリッドを目玉に北米で大売出し中のヒュンダイ新型ソナタも性能面では「いいとこ中庸」という感じでクライスラー200/ダッジ・アベンジャー(10年前の設計)より多少マシ、されどトヨタカムリに大負けという格好で「見せかけの高性能」の内実が徐々に、しかし着実に暴かれてきた点は見逃せなかろう。
そして1.8リッタークラスを代表するヒュンダイエラントラ…..同セグメントの「世界標準」たるVWゴルフ/ジェッタを打倒すべく一球入魂で開発された同車、しかしながらエンジニアリングに問題が散見された今こそ「数と利益」一辺倒で本物のクルマ文化が確立していない同国業界のアキレス腱が顕にされたと考えられるが如何だろうか。
それでなくとも他の方が言われていたようにツアーバスに代表される商用車分野で韓国勢は大なり小なり「安かろう悪かろう」の尾を引きずっているのは明らかで、我が国業界は今こそ乗用車界で韓国勢を引き離す正念場に差し掛かったことは論を待たない―今年末に登場予定の次期日産ブルーバード・シルフィにリリース間近い新型トヨタオーリスが件のエラントラをどれだけ圧倒してVWを筆頭にルノーメガーヌ、プジョー308の牙城に食い込んでいるかが見ものに違いない。
SUVたるCX-5を皮切りに積極的なクリーンディーゼル攻勢をかけるマツダが、今秋発売の次期アテンザばかりかアクセラにもディーゼルを設定する可能性濃厚とあっては「円高何するものぞ!」の気概を見せてもらいたい。
環境問題意識の高まりと経済的事情から
低燃費車の注目が高まる一方だが、
その一方で「ホントの実燃費って、・・・・?」
と言う問題は常に言われている。
コメントにもあるように「7掛け」で実質
と言うさばも・・・。
過去には家電業界で冷蔵庫なとの消費電力測定で
不正が行われていたことが発覚し、当局からら処分
されたというのがあった。
(このときは付属機能の配線をカットすると
いう物だった)
同じようにクルマも近い将来消費生活センターなどの
当局から:( ゚Д゚)ゴルァ!、されるのではと
思う今日この頃。