ガソリンスタンド減少と電気自動車

アメリカでリーフが売れ始めた。ここ1年くらい月販2千台前後と好調だったものの、5月に入って3117台を販売。対前年同月比45,79%のアップを記録した。今年に入っての総計は1万389台で、これまた36,45%の向上。今やリーフのアメリカ工場はフル生産となってる。

日本での販売台数はと言えば、1200台程度で推移してます。可能性として考えると、もっと大きい市場を持っていると考える。先日訪れた徳島県の美馬など山間の村ではガソリンスタンドが急速に減り始めた。しかも勾配のキツい地域だと軽自動車だって5km/Lくらいしか走らない。

100kmくらい走ったら給油しなければダメ。一方、電気ならどんな山の中でも、ヒトの少ない場所でも来ている。電気自動車であればガソリンスタンドに行く必要なし。加えてオイル交換などのメインテナンスだってエンジン車と比べれば大幅に楽。限界集落の移動手段に向く。

急速充電器の設置コストは補助金を使えば安く付くし、維持だって過疎対策金など使えば十分出来る。ガソリンスタンドが無くなった地域だって困らないだろう。先日のゼロカーで解ったことだけれど、リーフ程度の性能を持っていると日本の山村なら全く問題なく使える。

電気自動車は環境問題に対する回答のように理解しているヒトも多いけれど、私はエネルギー問題だと認識している。液体燃料が使いにくくなる状況に於いて電気自動車は有用だ。土地が余っている地域なら太陽光発電を組み合わせることだって容易。役場でアドバイスすればよい。

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