ガースー首相、二酸化炭素排出量を昨日までの26%から46%にした。ただし根拠全く無し!

ガースー首相が2030年に直近で最も二酸化炭素排出量多かった2013年比46%減を目標にすると発表した。経産省の目標、昨日まで26%減としていたため、イッキに20%上げている。小泉環境相は自慢顔だ。けれど実現に向けてのマップを公表していない。なんとなれば昨日までの26%減目標は、2030年時点で原発の電力を20~22%としているのだった。ちなみに現在6%程度(7機稼働中)。

東日本大地震の前までは30%程度。20~22%といえば下を見て25機くらいを動かせると考えているんだろう。これ、無理ですから! なぜか? 原発を推進してきたアメリカが見切りを付けたからに他ならない。原発は国策じゃなくなったワケ。となれば反対意見を押し切ることなんか無理。2030年時点で考えたら、現在の7機稼働すら無理だと思う。というか私が絶対動かさせない!

そんなチカラないです(泣)。ただアメリカの後押し無しで原発などあり得ないのは本当。私は2030年時点で原発稼働ゼロだと予想している。となると原発のアテにしていた26%減から、原発のアテ無しで46%にしなくちゃならないということ。「スプーンの無料配布は止めます!」とキッパリ宣言した小泉環境相に出来るんだろうか? お父さんくらい押しが強かったらいいのに。

政治生命を賭けて地熱発電に取り組めば可能性あるものの、小泉環境相の口から地熱の”チ”も出ない。太陽光だって政府は増やす余地がないように言ってるが、買い取り制度を止めたから増えないだけ。1Kwhあたり20円で買い取ってくれたら(31円で売れます)、まだまだ増えて行く。風力発電だって浅瀬の多い東京湾奥だけで軽く100基くらい作れるんじゃなかろうか。

とにかくスピード感無し! エビデンス無し! 新型コロナ対策も文明的な対応策を打ち出せず、江戸時代と同じ根性論のみ。皆さんよくガマンしていると思う。我が国のマインドは皆さん”おしん”です。

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