キックスに試乗! 新興国品質のシートを除き、予想していたよりずっと良いクルマでしたよ
キックスに試乗しました~。すでに半年待ちとか! 試乗レポートは次号のベストカー8月10日売り号でお届けしますが、パワーユニット&足回りについちゃ良く出来ています。乗り心地の上質感はBセグの平均的なレベルながら道路事情悪い新興国用に開発したためなのか、けっこうタフ。絶対的な動力性能、短距離ならヤリスクロスを凌ぐ。街中のドライバビリティ好勝負!
驚いたことにステアリングがチルトだけじゃなくテレスコ付きだったこと! リーフですらチルトだけなのに! リアシートの絶対的なスペースはヴェゼルと同じく新興国Bセグメントだけあって身長183cmの私で余裕! ヤリスクロスとCX-3、欧州Bセグだからリアシートの居住性を重視していない。このクラスの欧州車、みんなミニマムですから。
弱点を挙げるならシートか。上の写真を見て頂ければ解る通り縫製イマイチ。例えばシートバック部分の上面は直線になってませんね~。ヘッドレスト下部の仕上げも雑。シート生地はビニール感が強く。座ってるとジンワリ湿度上がります。スワンナブーム空港で「おっ! 新車のアルティスだ!」と喜んで乗った時に感じるモノです。行ったことのある人しかワカランって?
この点さえ改良すればモンク無し。価格についちゃ販売台数増えることでいろんな販売戦略が取れるようになると思う。実質的に10万円くらい安くなったら(ヤリスクロスは8インチモニター付き)競争力出るだろう。また、販売好調であれば200万円程度の1500ccエンジン搭載モデルも欲しい。そうなったらタイ工場よりコスト的に有利な日本生産を考えるべきでしょうね。
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