クラウンエステート635万円。フォレスターHVは420万円スタート。高いね~とお嘆きの方も多い?
あまり変わらない収入を横目にクルマの価格がジワジワ上がっている。クラウンエステートは635万円。本日発売のフォレスターHVも420万円スタート。売れ筋グレードの乗り出し価格は500万円近かったりする。価格を見て「高い~」とお嘆きの方も多いんじゃなかろうか。実際、輸入車なんか軒並み1.5倍くらいの価格になったため、記事を上げても読まない人が増えてきた。
ハイブリッドはすでに年内納車厳しいという
さて。世の中にはヒコウキや鉄道が好きな人もいる。考えて頂きたい。どちらも自分で買おうとすれば途方もないことになる。買えても模型です。なのに知識欲や熱意ときたら素晴らしい! B747シリーズのエンジンを全てそらんじる人など珍しくないし、零戦を見ただけで型式を当てられる人も多い。DD51のエンジン形式&メーカーや主力、液体変速機の段数を知っているだっています。
考えてみたら私が学生の頃、ポルシェやフェラーリなんか買えると思っていなかったが、けっこう詳しく知っていた。徳大寺師匠は、中学生時代から輸入車屋さんを見て回るのが楽しみだったそうな。趣味なんてそんなもんでしょう。「買えないから興味ない」は少し違うんじゃないかと。そんな私が高額輸入車に近寄らないのは、インポーターやオーナーにイヤな人も混じっているからだ。
フェラーリもロールスロイスもベントレーも大好きだ。純粋にクルマだけ見ているとワクワクしてくる。やっぱり個性あります。そしてクルマは自分で乗れるという圧倒的な楽しさがある。ここはヒコウキや鉄道趣味に勝てる!(笑)。しかもクルマは安くたっていい。ミライースの楽しさときたら、もう高価で高性能なラリー車の本質と全く変わらないですから。楽しさを模索したい!
<おすすめ記事>
プリウスなんかはアメリカにはない廉価グレードがあって、まだ恵まれているというか無理しているというか。
スバルの軽自動車、シフォンなどのカスタム系がオプションてんこ盛りでなくても200万なら、フォレスターがその倍以上というのは納得のいく話です。ただ、台数を稼ぐのは、ジャスティやレックスの300万円以下コースになってしまうでしょう。
フォレスターに思うのは価格よりもタイミングです。EV普及が後ろ倒しになったのでよかったものの、もう少し早く出てきた方がよかったのにと思います。
フォレスターが420万円スタートなら、プリウスPHEVなんて(どっちのグレードでも)超お買い得に思えてきます。