クラウンクロスオーバーの『ランドスケープ』、超カコ良い! もっと車高上げたらさらにイイ!
今のトヨタの面白さは「こんなクルマ作ったら売れるよね!」みたいに話をしていると、本当に出てくるトコロにある。これといった宣伝をしていないものの、クラウンクロスオーバーに突如「ランドスケープ」という、クロスオーバーにターボ付けたようなバリエーションモデルを追加した。突如と書いたけれど、ベースモデルは2023年のオートサロンです。その前から構想あった。
クロスオーバーを作ったんだからもっとやっちまいましょうや、的な。クラウンクロスオーバー、外観こそオフロードっぽかったものの、最低地上高が145mmしかなかった。これだと悪路はもちろん雪道だって物足りない。最低で180mm。出来れば200mmくらい欲しいところ。ベースはRAV4やハリアーと同じ。その気になれば200mmだって可能。問題は「クラウン」のイメージだ。
トヨタ内部でも反対意見は多かったと思う。されど911でクロスオーバー作る時代です。とはいえ145mmのクルマを200mmにしようとすればサスペンション全てを作り直さなければならない。そこで考えたのが25mm。同じアーム類を使った場合、これくらいなら許容範囲内ということなんだろう。で、170mmです。出来ればあと10mmくらい欲しかった。ここからはユーザーがやればいい?
それにしてもカコいい! というか、クロスオーバーにするとどんなクルマでもカコ良くなる。だからこそ古くはマツダ6。最近だと新型プレリュードもガッツリやったらいいと思う。でもトヨタ以外のメーカーってアタマがガチガチに硬い。マツダはついにやらなかったし、ホンダもやらないだろう。お客さんが喜ぶ顔をみたいんじゃなく、自分達の意地を通したいらしい。
国沢は車高上げろばかりだな、みたいな人もいると思う。乗用車の車高上げ、ネガよりポジが多い。絶対的なコーナリングスピードこそ落ちるものの、楽しさは十分演出できる。いや、重い電池を床下に積むPHVなら問題無いレベル。乗降性で圧倒的に優位。さらに側面衝突時の安全性だってググッと高められます。自然災害に強く雪道も強い。そしてカコイイですよ!
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これは、理屈抜きにカッコイイ!
更にプロモーションビデオも、アウトドアライフをイメージできて、カッコイイ!
高額かつカッコ良すぎて「まあ、自分には縁が無いのう」と、たまにはひがんでみたりして。
クラウンクロスオーバーは元々全高も低過ぎなので、地上高アップはバランス良いですね。
ノーマルよりいけてます。
けどこの写真の残念なのはツートンカラーなこと。
このツートン、ボンネットも残念だけど、リアから見ると酷すぎる。
タイヤのインチダウンもちょっと残念。
最近の車は燃費向上のためか全体的に車高が低くなっているので車高の高いモデルは大歓迎です。
個人的には、5人乗りのシエンタクロスを発売してほしい。デザインを変えずに車高を高くするだけでアクティブな印象は変わるのでは。
歓迎しないのは、車高を変更はしないで、クロスオーバー感を出すためにデザインだけ手を加えて結果的に車幅が拡大して取り回しに影響を与えるようなものですね。