クルマ嫌い教育

今や稀少になりつつある「若いクルマ好き」に聞くと、共通するのが「クルマ好きの友達が同級生にいない」というもの。1クラスにクルマ好きが二人いれば「いる」という声も少なくないだろうから、おそらく100人に1人くらいしかクルマに関心のある若者がいないということだと思う。もしかしたらもっと少ないか?

大学生くらいになってくるとクルマに関心を持ち始めるようだけれど、あくまで「道具としてのクルマ」であり、趣味の対象では100%無い。「安くていい」「動けばいい」という人達が主流。もちろん関心の薄さは全てのスペックに及んでおり、安全に対しても関心薄い。こういった人達、30歳代の半ばまで分布してる。

だからこそアジア製のスタッドレスタイヤも売れる。また、若い無関心層に対し
オジサン達は懸命にクルマの楽しさを教えようとしてます。最近大流行の「サーキットタクシー」が代表例。若い世代をサーキット走行するクルマの助手席に乗せると、皆さん大喜びする。これを見てオジサンは「よしっ!」と思う。

しかし! 後追い取材してみると、どうやら楽しいと感じたのはその場限り。家に帰ると忘れてしまう。というか、そいつを自分でやってみたいとは思わなのだ。何度も書いてきた通り12〜39歳くらいの人達は学校教育で「クルマは悪」と擦り込まれてしまっている。このあたりを十分認識しなくちゃならない。

前述の年代層、教科書で登場する「最も大きな公害」はクルマから出る排気ガス。私らの世代だと「企業が出す廃液による健康被害」です。私らの世代、工場の煙突を見ると漠然とした嫌悪感を持つ。工業地帯そのものも無意識に嫌う傾向。若い世代はクルマに対して同じ印象を持ってるのだった。

驚くことに若い世代を中心に「工場萌え」というのがあるそうで、最近はフネから京浜工業地域を見るツアーも。火を吐く煙突は大人気とか。100%理解できない。彼らからすればクルマを見て喜んでいる私ら世代も不思議な存在なんだろう。逆に考えれば私らに「工場を好きになれ」というようなもの。無理です。

私ら世代だって興味のある”もの”を作っている化学工場を見ると「おおっ!」と感じるけれど、家に帰ったら記憶が薄くなるのと同じ。宗教と同じくらい教育は人生観に影響を与えると言うことです。といったことを考えると、クルマ作りも見えてくる。「走る楽しさ」なんて言っても、40歳より下の世代は全く反応しない。

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15 Responses to “クルマ嫌い教育”

  1. あいえす より:

    こんにちは。
    毎日興味深く読ませて頂いている、31歳の車好きです。
    車は環境に良くないものだ、という植え付けは確かにありますね。ただ、それより大きいと感じるのは合理的な考え方が浸透しているということです。
    特に無くても困らない車は、維持費も含めて安くはない対価に見あわない、必要な時に借りられれば良いじゃない、と車購入時にみんなに言われました。
    一昔前、車はステータスみたいなものもあったかもしれませんが、今は持ってない方法が堅実な人、と見られるぐらいですから…。
    私は好きで乗っているので、これからも乗り続けますよ!

  2. 三楽斎 より:

    工場萌えは、工場を照らす照明がイルミネーションみたいに見えてキレイだから流行っています。昼間の工場に萌えてる人は聞いたことないですね。
    若い車好きの間でも、イルミネーションに凝る人が多いです。LEDパーツが充実してきたことにもよります。
    車好きと工場好き、そんなに乖離してないと思いますよ。

  3. 阪神ファン より:

    「若い車好き」が少ないのは残念ですね。私が大学生の頃は大学の自動車部に人気がありました。今の若い人は子供の頃から当たり前のように車があり単なる生活道具のような物ですかね。憧れの対象ではなくなってますね。時代の流れですかね・・・。
    仕事には様々な業種がありますが、自動車メーカーでなくても何らかの形で車に関わる仕事が非常に多いと思います。例えば送迎・配達・営業には車を使用しますし・・・。
    なので、車=悪でなく興味を持たせる教育(走りだけでなく車という道具としての興味でもOK)が必要だと思います。
    就業人口比率が高い自動車業界なので車=悪は厳しいですね。同じく就業人口の高い建設業界も工事=悪という扱いにされていると思います。

  4. たいすけ より:

    私自身が43歳のスーパーカー世代ど真ん中で一番下の弟が10歳下。国沢さんの世代論を実感します。自動車無関心世代を振り向かせる有効な策は何なんでしょう?ガンダムやエウ゛ァンゲリオンみたいなコクピット?

  5. アミーゴ5号 より:

    そこそこ使えて激安が嬉しい百均フリークの自分がいうのもなんですが、若者にとってクルマは、百均と同じ目線になってしまったのでしょうね。
    例えば包丁や工具類でいうと、本物の切れ味や頑丈さを知っていれば、百均では買わないと思うのです。
    クルマでも、同じような気がします。以前bBをレンタカーしてドライブした時に、走りのあまりの緩さと酷さに乗り捨てたくなりました。でもそれがスタンダードで他を知らなければ、「デザイン好きだし動けばいいや」で満足してしまうでしょう。クルマって面白くてすごいんだぜ!って、実感できない訳です。
    自分は、日本においては軽自動車と大手メーカーの腑抜けたコンパクトカーやミニバンが大きな原因になっていると思っています。特に軽は、ガラパゴス政策で保護されてきたツケでしょうか。
    でもその代償は、あまりにも大きすぎます。

  6. さとう より:

    単純に、買える範囲に魅力的な車が無くなっただけなのかな?って思います。
    そうなると車以外の興味の対象にお金が流れるのは当然で、車がどんどん霞んでいく訳で。
    みんながみんな、ユニクロやしまむらを羽織り、ミニバンや軽に乗ってマクドナルドやガストに行く生活に満足している訳では無いと思います。

  7. みつ より:

    車=道具とみる若い世代ですが、
    強いて言えば、女性の場合は逆ではないか、と思うことがあります。
    若い女性は、車=趣味と捉えている、
    中年以降の女性あるいは子育て真っ盛りのお母さん達は、車=道具でしかない(スペース合理的なミニバンだったりガソリン代しか考えない)、という具合に。
    会社の女の子らと話していると、もちろん技術的なことは何も分かっていない様ですが、
    とにかくデザインには結構こだわりがある様に見受けられます。
    彼女らにとっては、自身のアイデンティティを表すのがクルマなんですね。車に乗っていない子までもが、これが良い、これはイマイチと意見言います。
    例えばデミオあたりマツダ車が結構人気でした。我々の世代とは違いマツダのブランド力は彼女らにとっては高い感じなのが意外で、眼から鱗でした。一方カワイイ系(アルトやキューブ等)が好きな子も。
    ところが同世代の若い男の子達は、車への想いが皆無なのです。
    女子は強し、頼もしいです。

  8. tm256 より:

    昨日、筑波サーキットのJapan EV Festivalに行って来ました。
    プリウスPHV、リーフ、i-MiEVなどが勢揃いするのは壮観なものでしたね。
    ところで、某社系の自動車学校(整備とか教えるところ)の先生と思しき方とちょっとピットで話をしたところ、最近はクルマが好きじゃない若者が入学してくるそうで、昔なら考えられない、と
    嘆いていました。救いは、そういう子でも流石にクルマに毎日触れていたりするとだんだんと好きになって行く人が多いことだそうです。
    >「走る楽しさ」なんて言っても、40歳より下の世代は全く反応しない。
    T社とかH社の首脳が良く口にするフレーズですが、国内の販売・マーケティング戦略を根本から見なおす必要があると思います。
    本日からEVS25等のために深センに来てます。EV/PHV関連の最新技術動向が楽しみです。

  9. 真鍋清 より:

    小生自身の足。その名はトヨタヴィッツ1300U-L/2004年式。走行距離は81675kmのライトパープルの個体です。
    そう、「動けばいい」的ニーズの下無関心層がテレテレ街中を走らせているあのコンパクトカーのことです。
    ところがどっこい、こいつはガ行の轟音をまき散らしながら粘っこい爆発感で頼もしく加速し、その瞬間ステアリングに伝わる微かな振動に「生きた機械の息吹」が感じられ乗り手の五感にクールな緊張感を提供してくれるものです。いわば「質素でシンプルゆえの裸感覚の楽しさ」でしょうか。
    見方によってはこの辺り、イタリアのフィアットパンダやフランスのルノートウインゴらのラテン系コンパクトカーと相通じる味わいなのかも知れません。お陰で我がヴィッツは「人車一体感」故に小生の魂に平安を与え、逆に小生の生活リズムはヴィッツによって形作られているとさえ見えるほどです。
    なるほど先代、現行問わずヴィッツ自体は程度の大小こそあれ安普請な性格付けをされており、それをベースとした姉妹車=古くはファンカーゴ/先代bBから最近ではイストに至るまで「酷くて乗り捨てたくなる」という意見もわからないでもありません。しかしそうした「駄グルマ」と紙一重の所にプリミティブでシンプルな「メカの鼓動」が感じられるのではないでしょうか。
    この通り、「無関心派ギリギリ」(=「クルマにあまり興味がない層」)の人間から欧州コンパクトに乗りたいが諸般の事情で国産同クラスに乗らざるを得ないエンスー層まで様々な人種を乗せなければならない量販コンパクトカーこそ、今後はただの安直なクルマづくりではなく「必要な部分はけちらず」実用性と関係が薄い部分はムダを省き逆にオプションを多くするといった手法が必要に思えてなりません。その点今回日本市場に紹介されたタイ製の日産マーチは道を踏み外し、新型スズキスイフトやマツダデミオは育てようによっては逸品に成長するのではないかと思っております。問題はこのクラスを二分するヴィッツとホンダフィット、この辺りは現状の荒削りな乗り味とコストダウン一辺倒のダンパー(メーカーは前者がカヤバ、後者がショウワ)を改善せねば長い目で見て難しく、結局「走るユニクロ/しまむら」の域を出ないのではないでしょうか。
    要はシンプルな楽しさも大いに結構だが、その内実はそれ以上のクラスを否定するほどの開き直った説得力を持った「チープシック」でなければならず、その背景には「世界の最前線で通用する一次安全性等基本性能」がなければ話になりません。
    この点は我が国のすべての量販車種…..軽/コンパクトカーやミニバン等に等しくあてはまる課題であり、単にコスト最優先では中国や韓国のクルマに追い上げられてこの国の業界が骨抜きになってしまうことを警告したいものです。
    ここらへん、「育児用品」にして「家族団らんのサロン」としてミニバン(ノア/ヴォクシーやセレナ等)を買い求める若いファミリー層や安さや装備品最優先で軽やコンパクトカーを求める主婦層/若年層にはきっと知る由もないことなのでしょう。しかし一方で、こうした一連の近年のユーザー心理が我が国ガラパゴス化の一端を担っているという点を肝に銘じて、クルマの持つ能動的な魅力や世界の広がりを教える教育制度が急務である上、それこそが日本の産業構造を側方から支える因子なのではないかと思えてならないのです。
    by40歳・B型・山羊座・2004年式ヴィッツ1300U-L(自分名義)を所有;2009年式レクサスIS350(家族名義)も併用

  10. マーキイ より:

    私は37歳ですが、私も周りもクルマに関する嫌悪感は全くないですよ。地元が新潟なんで生活必需品だし、普段の足は軽か小型車、休日は趣味性の高いミニバンや大型セダンで!という2台持ち派が多いです。
    でも、新潟の20代に聞くと、走ればイイって感じの人が多いですね。でもそれはクルマへの嫌悪感じゃなくて、単純に、クルマがデートに無関係になってるからじゃないでしょうか。
    20代の女性に聞くと、軽に乗ってる彼氏でも、全然気にしないって人がほとんどですから。デート自体もドライブではなく、イオンとか大型ショッピングセンターでブラつくのがほとんどだとか。ガソリン代や駐車場代払うくらいなら、美味しいもの食べたほうがお得だとか!
    つまり女性を口説くのに、費用対効果がないなら、別に中古の軽でいい、てことなんじゃないですか。
    見栄をはるツールとしての時代は、終わりましたネ。

  11. 宗一郎 より:

    車嫌い教育のせいって本当でしょうか?煙草は「死ぬぞ、癌になるぞ」と脅してやっとへってますが、そこまで車を悪者にしてるわけでもないでしょうし。
    若い世代でも巨額の収入を得た方は車にお金を使っているのではないですかね。「教育の成果」なら高収入を得る高学歴層程車嫌いになるはずです。喫煙率はそうなっていそうですし。
    若年層は非正規雇用が多いですし、正社員でも右肩上がりを期待出来ない中、貯蓄率の高い日本民族は消費に回さないって理由はないですか?

  12. とある群馬の富士重症 より:

    自分は群馬に住んでる26歳です。
    自分も含めて周りの大半の人は車好きですよ。MT至上主義や外車好き、軽が好きな人もいれば先祖代々スバリストの人もいたり。
    自分も昔はずっとAT車で「車なんて動けば何でもいい」なんて思ってましたが、
    「もう乗れなくなるだろうから記念に」という軽い気持ちでMT車を買ってから一気に好きになりましたね・・。
    (別にATがダメなわけではないですが)
    やはりきっかけが作れる環境が重要だと思います。
    群馬にいるとアパートの家賃も安い上に駐車場1台分は無料は当たり前。
    気楽に赤城や榛名に行けますし、渋滞はほとんどないですから。
    都市部だとそこらへんが厳しいです。
    駐車場代は高いですし、常に渋滞もしてますから。
    なので東京にいる友人は車に興味があっても所持できません。
    (20〜25歳のサラリーマンの平均年収は250万程度)
    若い人は「車は悪」と思ってるわけではなく、
    「無駄をしてるのはカッコ悪い」とか「贅沢は人生をつまらなくする」と思ってるのでは?
    今の車は逆に軽でも高性能過ぎます。
    もっと機能を削って軽量、低価格にしたほうが良いかと。
    むしろ若者には「不便すぎる車」ぐらいがいいです。
    今の時代は「自動」は当たり前になってるので、逆に「手動」であることの方が楽しいんです。
    窓なんて電動じゃなくて、くるくる回す手動の方が若者には新鮮かもしれません。
    不満を感じて初めて良いものをほんとに良いと思えるわけですから。
    「便利じゃなくていいから、車体価格が安くて、デザインが良くって、低燃費で、維持費も安い車」なら買うと思いますよ。
    だけど現在そんな車ありません・・。
    今の軽は形が論外。
    コンパクトカーやHVは形が微妙だし軽と比べると税金が跳ね上がる。
    CR-Zは形も燃費もいいけど車体価格が高い。
    形のいい1500ccはなぜかほとんど燃費が悪い。
    三菱ライラ並の価格と重量で形がスズキカプチーノで「上手く運転すれば実燃費はHV並」ってCMでアピールすれば若者にも受け入れられると思うんですけどね・・。
    (中古カプチーノは値段高すぎです)
    走る楽しさなんて本人が気に入った車ならどんな車でも楽しめますよ。
    軽でも性能を最大まで引き出して走るのは難しいですし、
    「パワーがあって乗り心地がいい車=走って楽しい車」ではないはずです。
    自分はしょっちゅう山に行くからインプSTI乗ってますけど、
    そこら辺の一般道ならMT軽の方が楽しいですね。
    あとはボディプリントがディーラーで簡単に安くできれば
    もっと個性が出せて興味を持つきっかけになる思います。
    若者はみんなPC持ってますから
    PC上で自由にデザインしたデータを持っていくとプリントしてくれるサービスがあるといいですね。
    さらにそのデータがネット上で共有可能なら
    誰かがデザインしたデータをDLしてプリントしたり、
    自分でデザインしてデータを全国に公開、なんてこともできて楽しさ倍増。
    見せたくなるようなデザインなら渋滞した道も気分よく走れます。

  13. 土浦の裕紀(ひろのり) より:

    私は昭和57年生まれの28歳ですが、自動車は好きです。 初めて好きになった車はバック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンとスポーツシビックと言われた、5代目シビックでした。
    いわゆるスポーツカーや大きく背が高いミニバンは嫌いで、流線型のエコカーが大好きです。
    ただプリウスやインサイトは自分には少し全長が長いなと感じます。
    その意味でも、来年秋頃に発売するトヨタのヴイッツクラスのコンパクトハイブリッドは非常に楽しみです。
    コンセプトカーのFT−CHは全高が1400mmで非常に空力的に良いスタイリングだったので、1400mmは無理でも1450mm以下の全高で発売してもらいたいです。
    またコンパクトハイブリッドに1.5L+2モーターは大き過ぎると思うので、1L+2モーターで発売してもらいたいなとも思います。
    来年?発売が予定されている、ホンダの全長3.6mクラスのコンパクトハイブリッドも非常に楽しみです。こちらもインサイトをそのままコンパクトにしたような、全高の低い[1475mm以下だと非常にカッコイイ] スタイリングだと良いなと思います。 またタントやワゴンRが売れ、ソニカやR1、R2が売れないのが淋しく思います。
    そうゆう意味では、イースには非常に期待しています。
    03年頃のコンセプトカーだったダイハツのUFE−2みたいな究極のエコ自動車もそろそろ発売して欲しいなと思います。タイヤ幅が115mmには非常に感動しました。

  14. 隠居@川崎 より:

    世の中が貧しければ「見栄を張る道具」が売れる。中国人が日本のデジタル一眼レフを喜んで買うのがその一例。彼らはコンパクトデジタルカメラより高価なのにデジタル一眼レフを買う。写真の腕を磨くためではなく「ひとえに見栄」のため。ちなみに彼らはMade in JapanやMade in USA, Made in Europeが大好き。日本メーカーのデジタル一眼レフでも Made in Chinaではがっかりするらしい。
    日本も昔は貧しかったので「車は見栄を張る道具として一番」だった。そこを巧くついたのがトヨタ。
    「隣の車が小さく見えます。カローラ>サニー」
    「いつかはクラウン。休日はクラウンでゴルフ場へ」
    ところが若い世代はもう豊かになった日本で育っている。なので「無駄金使って見栄を張る」ことには無関心。「女をくどく道具に車が必要」な時代でもない(むしろ携帯の方が重要)。
    エンスー、マニアも減った。車以上に深刻なのが高級オーディオ、こらもう衰退の一歩。かろうじて裕福な老人を相手にしたニッチマーケットがあるだけ。若い世代はiPodで十分と思っている。
    まあ日本の世の中が成熟してきていると言うことだね。勿論一部にはエンスーも生存しているし 見栄を張るためにベンツやフェラーリに乗る人もまだ残っている。ただ 大多数は健全な生き方を選ぶようになった。それに日本では車を維持することの費用が高い。特に大都市では駐車場代も馬鹿にならない。
    車を捨てて 高級な自転車に乗り換える人も多くなった。彼らは言う「いやあ 駐車場代金1年分で すごい高級な自転車が買えるんだ。ママチャリとは大違い。スピードも出せるし それも自分の力で出しているという実感が満足感につながるね。」 先日 年間1万km自転車で走るという熟年者とサイクリングロードで出会った。買い物にしか自動車を使わない主婦の走行距離を超えている。自分でも年間7千kmくらいは走る。以前電車やバスで行っていたところに自転車で行く。所要時間はむしろ短い。駐めるところにも不自由しない。健康維持にも役に立つ。これじゃ自動車が売れなくなるわけだ。

  15. ごちすけ より:

    車が悪って教育がどうかはわかりませんが、日本にとって自動車産業が非常に重要な役割を果たしていることを教育してこなかったのは事実だと思います。
    自動車が文化として認識されていない報道を見れば間違いないでしょう。
    自分は36才ですが、正直言って、毎年気になる車が減ってきてました。が、スイフトのレンジエクステンダーに走りとエコの両立が可能性を期待してます。

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