コメントありがとうございます
前回のTOPに珍しく(?)多くのコメントを頂いた。ウチ、2人ほど「どうすりゃいいのか?」という私を試すようなコメントも。長い間このWebを読んでいる”達人”にとっちゃ釈迦に説法かもしれないけれど、変えるべきは我が国の政治のあり方そのものです。閑古鳥泣くような箱物作りや、タヌキや熊の道になるような土木してたらアカン。
さんざムダ使いしてきた税金を少子化対策に使ったり、農業の効率化を図ったり、役人根性から起因するツマらん規制を無くしたら良かった。国交省無ければ、今ごろクルマは完全自動運転になってることだろう。ツマらん電波の規制を行わなければ、車車間通信などで衝突事故は大幅に減っている。その技術を輸出できたハズ。
高速道路の無料化も必要。『高速道路無料化は愚策か!』で書いた通り、そのくらい大がかりな社会構造の変化を断行しない限り、我が国の内需は増えない。悪平等にドライブを掛けた教育も大失敗の一つ。今の日本だと、給料の安い人は脱落者扱いだ。世界を見たらお金無くても幸せに暮らしてる人なんかいくらだっている。
つまり「もはやどうしようもない」ということです。唯一の希望だった民主党もダメか。お金のない人は今よりさらに厳しく。お金のある人(ハイパーインフレは避けられず)でもサバイバル能力無ければ食うに困るようになってしまうかもしれません。もちろん国際優良企業に属す人についちゃ、何ら問題ないです。
逆に国際優良企業が稼いでくれた外貨のおこぼれに預かってきた人たち(私も一員。役人もそう)は、相当厳しい状況になると覚悟すべき。今や「日本で価格競争力のある製品を作る」ことしか生き残る手はない。それには安い労働力が絶対必要。必然的に安い食料や、住居だっている。つまり収入低くても楽しく暮らせる環境を作らないとダメです。
ただ今の日本ではそんなこと許容出来ないと思う。ということで私の答えを。多くの人が本当に「この国の政治や行政はダメだ!」と認識しない限り、再生など無い。「地元に道を造れ」とか言ってるウチはどうしようもありません。救いは「どうすりゃいいのよ!」というコメントが2人だったこと。
多くの日本人は何となく認識してると思う。
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以前「リアワイパーは必要」てな内容でメールさせて頂いた者です。国沢さんの書くコトはただの車オタクとは一線を隔した「常識的な」見識ある論評だとかねがね思ってました。確かにこの日本国、将来どうなっちゃうんでしょうか?。私は小さな市のしがない地方公務員ですが、国の中枢で国の行く先の舵取りをすべき高級官僚達のダメダメぶりに毎日タメ息ついてます。社保庁の年金問題など言語道断!あれはもはや「犯罪」でしょう」!?。同じ「公務員」と思われるのが心外です!!。…ところで国沢さん、やっぱりリアワイパーって必要でしょう?。ポルシェがパナメーラにリアワイパー付けてるのがその証拠でしょう!?。いかが?(笑)
外国の方が書いた記事の中に「日本人はその高コストな給料に見合うだけの仕事をしないといけない」と指摘がありましたが、そういう事なのでしょうね。
これからは年功序列の影が薄くなり、年齢や性別に関わらず、仕事の量や質で給料が決まる時代が来るのかもしれません。
そうなると今までの人生設計が当然通用しなくなります。また、それに合わせてある税金や年金などの制度も再設計する必要があるように思えます。
私が政府に必要だと思うのは、雇用形態・資金面などでベンチャーをバックアップする下地を作ることと、生活の安定を守りつつ雇用を流動的にする事などです。
大企業だけに環境などの最先端分野を頼ってもそれほど大量の雇用を生むだけの技術は生まれないと思います。むしろ未来の大企業を発掘するためにベンチャーから育てるべきではないかと。
現在の民主党は介護・農業を前面に押し出していますが、失業した人をそこに送り込んでもミスマッチが起こると思います(特に介護分野)民主党は日本全体を消費が乏しい、大幅なスローライフ風にしたのかなと思えたり。大幅なスローライフ(風)は個人の選択肢としては悪くないかもしれませんが、日本全体でそれをやると、産業界の元気は確実になくなるでしょう。私は今よりちょっとスローぐらいでいいと思います。大幅にスローにしては駄目。
やはり日本企業は高度で魅力的な製品・技術を作り、ドンドン特許を取ったり、それを日本で生産すべきです。今や日本はアメリカのように知的財産で食べていくしかないのかも。
上記の内容とは全く関係ないので恐縮なのですが‥。
先日、1973年版「日本沈没」を見てたら
小林桂樹さん演じる「田所博士」が
国沢さんそっくり!だったので爆笑してしまいました。
‥何かを暗示してるのかな〜?[E:happy01]
一度先進国の味を覚えると生活レベルを下げる事が苦手な日本人。
実際に海外に行って人間的な幸せさを体験するのも必要かも知れませんね。
ハワイやらアメリカ・ヨーロッパみたいな先進国ばかりじゃない国にも行ってみてもらいたいものです。
いつも拝見させて頂いています。
多分私は、生活防衛しなければいけないと思います。まず、賃貸で住んで居る方、空室の家賃安いです。また更新日に近い方、今年5月にマンションの更新料に付いて、ニュースになったとうり、根拠の無い習慣と見なされ違法となってます、現在払う人はとても感謝されてます。契約を取り持った不動産屋に話されてはいかがですか。
また不動産屋の頑張っている所は安い賃貸の物件をお得意様に斡旋して、忙しいと言ってました。
また、駐車場も空きが大幅に増えてますので、同じです。
参考までに!
「年収300万円…」のようでも幸せな生き方はできると思います。
ヒト・モノ・カネのうち、カネに比重を置きすぎたブッシュ小泉政治のツケがもうどうしようもない状態となっていて、民主党だろうがオバマだろうがワタナベさんおっしゃるように手遅れなのかもしれません(個人的には竹中さんの政策云々は有っていいとは思いますが、りそなインサイダー疑惑・郵政利権とゴールドマンなどに日本の財産を売っていた精神が許されないです)。
吸気圧縮膨張排気さんのご意見に近くて、企業側もノキアなどを見習ってほしいです。尊敬できる大企業であってほしいのは考えが甘いのでしょうか。守銭奴企業は日本から出て行けと言いたくもなりますが、そうなっては困りますし経験の浅い僕ごときでは正直どうすればいいか分かりません。
派遣は無くしワークシェアリング(給与水準より失業対策)+公務員給料大幅減額(ローリスクにはローリターン)位しか思いつきませんでした。
一番危惧するのは(副島さんと似たお考えのようですが)国沢さんもハイパーインフレが来ると予想されているんですね。副島さんは1ドル50円とか言ってますし(ついでに中国が覇権国となるとも)、これに関しては外れてほしいと願いたいです。
こんばんは。
自動車というと輸出産業と考えてしまうので、とりあえず無策な政府でも、円高対策はして欲しいです。
直接国民の生活の面倒を見てくれてもいいですが、そうすると税金が上がりそうですし、内需もあまり見込めないので。ただ、外部に依存する割合は小さくしていかねばならないと思います。中国に進出しますが、儲かるという保障はありませんから。。。
話題がちょっと外れますが、ニュースを見ると鳩山首相は揮発油税の今の税率を今後も維持するつもりらしいですね。
ついこないだまで「廃止だ!」と叫んでたのに、国家の財政危機(&利権屋集団)を目の前にしてあっさり覆してしまいましたね。余りにも筋を通さないこの態度、国沢さんの云う通り、民主党も自民党化していると云わざるを得ません。「国民の生活が第一」なんて所詮嘘だったのでしょうか。
鳩山政権の支持率は今急降下中です。それもこれも、政権内部が纏まりがなくて国難に真剣に対応する覚悟が感じられず、国民に信頼されないからです。
一体日本のどこに国民のことを真剣に考える政治家がいるのでしょうか。相変わらず政治は国民からカネを取るばかりで困窮した国民にとって政府は敵でしかないのでしょうか。
日本が先進国に留まるなんて考え自体が最早非現実的です。道路がボロボロでも国民は余り困りません。生活の水準よりも、国民はこれから何十年も先まで安心して食べて行けるのかを心配しています。今後は貧しい国民からカネばかりとる「立派な」行政ではなく、質素でも安心できる「慎ましい」行政に意識を転換して欲しいですね。
私もしがない一地方公務員ですので、その意識を常に心に留めおきます。
国沢さんが良く使う「悪平等」という言葉ですが、要するに「収入と貯蓄の平等」のことではないのですか?それ以外も、差別化すべきとの考えなのですか?
収入は生産活動から生まれ、貯蓄は倹約から生まれる。だから各人の努力に応じて変わる。これが自然の摂理で、それに反した行動や政策をとれば必ず失敗するというのなら分かります。
ですが、ネットの書き込みを見れば、在日差別に部落差別、それにどこかの市長の障害者差別と、「悪平等」を錦の御旗にやりたい放題というのが現状です。
何が悪で、なぜ悪と言わねばならないのか。道徳や国民意識は平等の観念と切り離せないのですよ。言葉の概念を吟味して論ずるというのも大事だと思います。
私が「持って生まれた差別」を是と考えている、とバゴーンさんが思っているなら、2度と私のWebを見ないで頂きたい。
今の民主党にも問題がありますが、民主党を選んだのは国民です。
民主党を批判するのも良いですが選んだ国民も反省しなくてはなりません。
私は民主党政権になって100日ですので、もう少し長い目で見てあげたいと思います。
やはり国民が変化を求めて行かないと政治も変わりませんので、この国が変わるようにしていきたいです。
国内の空洞化については、航空機、ロケット、環境に優しいなど高度な製品作りをして行かないと中国に追いつかれるでしょう。
日本人は、明治維新・終戦後の復興など窮地に追い込まれると力を発揮する国民だと思っていますので、自分も含めて頑張っていきたいです。