シビック、ニュル最速可能か?
メガーヌがニュルのタイムアタックを行い7分54秒36を出した! 今まで8分7秒97だったので、イッキに13秒以上縮めてきたのである。7分58秒44のセアト・レオンを抜いてFF最速に。この後、オペルもタイムアタックすると思う。果たしてシビックは伊東社長の公約通りFF最速になれるか?
・車載動画
まずメガーヌから。上の動画を見れば解る通り、トルクバンド広い! 出力&トルクこそ275馬力&37kgmでタイしたことないけれど、低い回転からトップエンドまでずっと「ブシュー!」。度々250km/hを超える速度に達している。ちなみに101kgの軽量化を行ったそうな。
オペルOPCはベースモデルが280馬力。そいつを100kg軽量化し、20馬力を上載せした『エクストリーム』をリリース。もしかすると今週末のニュル24に出てくるかもしれない。オペルOPCはニュルでレースに出ていることもあり、遅いワケ無いです。メガーヌのタイムを抜きにくるだろう。
不気味なのがベンツとVW。A45AMGとゴルフR400は4WDながらズバ抜けた出力を持つ。2リッターエンジンという”くくり”だと相当なポテンシャルを持つことだろう。ということで今年のニュル24は、2リッターターボクラス(SP-3T)がどうなるか大いに楽しみになってきた。
さて。こういった強豪を相手にシビックのニュルFF最速は可能だろうか? ライバル達は全てCセグメントのシャシがベースになっているのに対し、シビックってフィットベース。Bセグメントなのだ。シャシ性能は不利。かといってエンジンで挽回しようとしたら、320馬力以上必要。
それでいてレスポンスよくトルクバンドも広くなければならない。WRCなどの経験を持っていればシャシもエンジンも変化に富むニュルに対応出来るだろが、サーキットのイメージでクルマ作りをしたら非常に難しいと考えます。逆にニュルFF最速車を作れたらWRCでも戦えるだろう。
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