ステップワゴン、販売目標月間5千台と強気。半年くらい1万台売れて欲しいところです

ステップワゴンがやっと発売になった。装備や価格、スペックなど全て公開されていたこともあり、逆に「今まで販売してなかったのね」と思う人もいるんじゃなかろうか。もちろん受注を開始しており、月販目標5千台の4~5倍のバックオーダーを受けていれば「好調ですよ」アピールをリリースすると思う。何の発表もなければ2万台以下だと予想しておく。

私的には「縁が無いクルマ」に属す

新型ステップワゴン、私はデザインにサイフのヒモをこじ開ける魅力無いと思っている。ホンダも攻めず、先祖返りを狙った。最近トヨタが好む「元気良いデザイン」より地味で好ましいという人もいるようだ。ただ私は元気なデザインを好むタイプの人が景気を支えているのであり、静穏さを好む人は一声400万円という決して安い金額の出費をしない傾向だと考えてます。

価格はどのクルマも「高いね!」と感じる最近のホンダを考えたら頑張ったと思う。されど必要な装備をあれこれ付けていけばノアと同じくらいになる。となると問題になるのが値引き。ノア、私がオーダーを入れた時点で「お待たせするから」と20万円程度の条件をだしていた。さらの納期伸びた直近は部品調達コストの高騰を見越し厳しくしているかもしれませんが。

迷っている人に対し「今なら特別値引き」という商談はオーソドックスながら強い決定力を持つ。そういったビジネスができるかどうか興味深いところ。いずれにしろヒット車に恵まれないホンダとあり、400万円以上の支払い額になる車種で月販目標5千台(発表直後の半年くらいは2倍以上売れるのが普通)はディーラーにとっても貴重な収益源になる。

今後、売れそうな車種は新型モビリオまで無し。オデッセイの後継モデルも計画されれていようだ。ステップワゴンを売っていかないとディーラーが厳しくなっていく。というか5ナンバーサイズのステップワゴンって日本以外じゃ売っていない専売モデル。成功しないと次期型は開発できなくなってしまう。するとさらに日本で売れる車種が減ることになる。

試乗したら「ノアを買って失敗した! ステップワゴンの方が全然良いクルマでした!」かもしれません。ただノアはハイブリッドのドライバリティを含めイメージしていた以上に良いクルマだったし、ネオチューンしたら100点以上を付けたくなるような気がする。今のところステップワゴンの試乗がいつになるか解らないけれど(読者の方が先に乗る機会あるかも)どんなクルマか楽しみです。

実は私も先代ステップワゴンに乗っていたこともあり、新型ステップワゴンの高齢者仕様を考えていた。残念ながらサイド電動乗降装置付きは1500ccターボにしか設定がない。ファミリーユースを考えていないんだと思う。高齢者時代になることを考えたら、1台でも多くの電動乗降式シート付きモデルの販売台数増えて欲しいところです(新車が売れれば中古車の入手も容易になる)。

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