ソウルからKTX（TGVと同じ車両使う高速鉄道）とフェリーで帰ってきました。旅行楽しい！　

クルマの次に旅行が好きなので、ソウルからの帰りは一度乗ってみたかったKTX（韓国高速鉄道）で釜山まで行き、エビでも食べフェリー乗って博多というルートにした。ちなみにフェリーだからクルマも乗せられ、往復5万円とのこと。まずKTX。チケットはソウル駅で購入可能。10～15分ごとに出ているものの混んでおり取れたのは5本後のグリーン席。片道8500円ほど。距離は417km。安い。

汚れてるため旅気分が上がらないんだと思う

車体はTGVですね。動力車が前後に付くプッシュプル式。連接台車の20両編成である。プレートを見たら『アルストム　2001』とあった。おフランス製だ。手入れが悪く、ヤレ方なんか本家TGVまんま。外観は薄汚れており、シートのモケット地も相当ヘタッている感じ。なぜかサンシェードを閉めているのがデフォルトらしい。誰も開けようとしない。華やかな新幹線と違って暗い感じ。

グリーン車は2＋1でTGVと同じ

ハードは素晴らしい！　スペック上の運用最高速305km/hとのことで、GPSで計ってみたら297km/hまで確認出来た。驚くのが揺れ方。新幹線はロール初期の減衰力を出せておらず、ある程度ロールしてから抑える。クルマ用KYBの如し。TGVは欧州で乗っても感じるのだけれど、微少入力時の減衰をキッチリ出せている。横揺れ、すんごく少ない。TGVの乗り心地を味わいたければKTXで。

10時28分にソウルを出て釜山到着は13時15分。所要2時間47分。10駅くらいに止まって一度も抜かれなかったので、平均的な所要時間かと。ただ車内販売販売無く車窓も楽しめない（サンシェードは前後2列分の長さなので開けにくい）。単なる移動手段になってしまっているのが残念に思った！　インバウンドの皆さんから楽しんでもらっている新幹線とずいぶんイメージ違いますね～。

博多までのフェリーは釜山駅から屋根付きの通路で繋がっており、歩けるので便利。『ニューかめりあ』1万トン／170mと、日本で運用されている外洋ルートのフネ（200m）より少し小さい。嬉しいことに大浴場あります。釜山の乗船時間締め切りは18時30分（出港は21時30分）。博多到着が7時30分というスケジュールになっている。乗っているのは95％が韓国の人。皆さん楽しそうです。

船内売店のマッコリは750mLで400円

運賃は1等洋室で1万5000円。一人で使いたいなら3000円の占有使用料を上乗せすればOK。これに港湾税など諸費用など掛かり、1万9500円ほどでした。ホテル代分を1万円と考えたら移動コストとしちゃリーズナブル。部屋は下の写真の通り（手前に洗面台がある）。トイレは外。低気圧接近でけっこう大荒れの海況だったものの（揺れた記憶はある）、起きたら福岡近海で穏やかでした。

福岡空港から羽田はマイレージ使ったので無料。かくして帰りは8500円＋1万9500円の2万8000円。ヒコウキの方が安いじゃね～か、と思う人もいるだろうけれど、急な予定変更の出来ないエコノミークラスは忌避している。ビジネスクラスだと往復10万円。急ぎならヒコウキながら、今回は旅行好き半分です。途中、美味しいモノを食べられるし。釜山でエビ。博多でラーメンなど堪能しました。

釜山の市場で活エビを焼いてもらって食べる。3000円。美味しい！

6日間で唯一辛かったのが腰痛。ほぼ毎週「からだげんき」の野村君に整体してもらいコンディションをキープしているのだけれど、3週間施術してもらっていない。1週間前から腰痛出てしまい、韓国で探したのだけれど意外にもマッサージ屋さん見つからず。這々の体で博多までたどり着き70分ほどやって貰ったのだけれど、やはり普通の施術だと効かない。辛いです←イマココ。

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