ダカールラリーで優勝したトラックメーカー、プーチン大統領に激励される!
トヨタが総合優勝したダカールラリー、世界を見ると興味深い。例えばカミオンクラスで優勝したカマズ(ロシアのトラックメーカー)はプーチン大統領に招待され賞賛された。強豪が揃うカミオンで勝つの、難しいです。優秀なトラックを作る技術あるということ。ちなみにカミオンの小さいクラスは日野が勝ち続けているものの、安倍さんどころか”ほぼ”話題に上がらない。
写真/カマズ
トヨタで優勝したカタールのナッサー選手、タミーム首長(右側。もちろん国家元首です)に呼ばれ栄誉を称えられた。ナッサー選手が駆ったクルマを作ったトヨタはどうかといえば、我が国じゃ公的な組織から栄誉を受けるどころか、ほとんど取り上げられない。素晴らしいリザルトを残しているのにもったいないことだと思う。なんたって自動車は基幹産業です。
写真/ナッサーRC
下は京都大学が作った学生フォーミュラである。この競技、日本全国100大学くらい参加しており、毎年No1を決める競技大会も行ってます。アメリカやヨーロッパ、最近になって中国もそれぞれの国で競技を行い、強豪校は世界大会に出て1位を決めるのだった。これまた極めて認知度が低かったりして。参考までに書いておくと、自動車メーカーに入るなら学生フォーミュラやるべし!
何度も書くが、三菱自動車がパリダカに参戦した当時、全く知名度低かったイベントだった。何のプロモーションもしなければニュースになどならなかったろう。そいつを国民の関心事にしちゃったんだから凄い仕掛けだったと思う。といってもお金に糸目を付けず使った、というようなことではないです。当時だってそんな予算を使えなかった。やる気と担当部門の才覚だ。
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