テスラ、アメリカで欠陥隠しの疑念報道
テスラの魅力を否定する気は全く無いけれど、普通の自動車メーカーと安全に対する「慎重さ度合い」が少し違うと考えるべきだと思う。ここにきてアメリカで「欠陥隠しをしているのではないか?」と言う問題がジワジワ広がってきている。下のリンクは米メディア『フォーブス』に取り上げられた足回りのトラブルに対するテスラの対応。自動車メーカーなら考えられない。
テスラの制御方法を見ると「日米欧の既存の自動車メーカーなら絶対やらないな」と思えることが珍しくない。例えば自動運転。使っているセンサーはミリ波レーダーと単眼カメラのみ。自動車線変更も駐車時の警告などに使われるソナー(超音波)だけ。これで”ほぼ”問題ないと思うのだけれど、既存の自動車メーカーならバックアップ機能を必ず付けてくる。
上の動画は半年くらい前のものだけれど、対向車が通り過ぎた直後、思い切り対向車線に飛び出してしまい、ドライバーは慌ててハンドル補正をしている。実はこれと全く同じ状況をある自動車メーカーの試作車で体験したことがあります(テストコース)。車線の読み込みにエラー出たため、仮想車線に進路変更しようとしたのだった。一同、怖かった。
上も自動運転時の妙な挙動で、2分50秒あたりから見て頂ければ、ハンドル補助しなかった場合、右のコース外に飛び出していたと思う。黎明期の技術だから、と寛容出来るならいいけれど、飛び出してきたテスラと正面衝突しようものならたまったモンじゃありません。自動運転を考えるデータになれば嬉しい。テスラのオーナーの皆さん、手放し時は御注意を。
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