テスラ・サイバートラックの外板剥がれ。リコールになったけれど、ナカナカ大変な修理になる?

サイバートラックが接着構造になっているボディ外板剥がれにより、今まで販売した全ての車体をリコールすることになった。例によって秘密主義のテスラは何のインフォメーションも出さない。どんな内容なのか不明だったけれど、Xの動画出てきました。ちなみにXのオーナーはイーロン・マスクなので、いつ消されるか解らないです。早めに見ておくことをすすめておきく

サイバートラック外板剥がれの動画

リコールの内容は「さもありなん」。テスラは溶接嫌いで知られているため、サイバートラックのステンレス製外板は接着だと解っていた。そして接着構造にすると、一番の問題は「剥がれ」だということも、自動車業界じゃ皆さん認識している。したがってサイバートラックは「容易に予想できるトラブルの対策」をしていると思われた。しかし動画見て「う~ん!」。

単純にボディ外板を接着していただけでした。これじゃダメでしょ。どうするか? リコール対応となれば、常識的には全て外板を剥がし、剥がれないような対策(リベットなど使う)して貼り付けるという作業になります。少なくともAピラーからルーフに掛けての部材や、オーバーフェンダーはアウツかと。その他の外板でも対策が必要になってくるかもしれません。

テスラはサービス工場のキャパシティが極めて小さい。しかもけっこうな工数(時間)掛かりそうな作業になる。100歩譲って4万6千台のサイバートラックだけなら何とかなるだろう。もしモテル3とかで経年劣化による接着部分の剥がれなど出来てきたら、もはやお手上げ。テスラ社にとって決定的なダメージになるだろう。破綻したら現在走っているテスラ車はどうなる?

どうにもならんですね。きっと。

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