テスラ・モデル3の予約金はどうなる?

ここにきて多くのメディアがテスラの破綻について取り上げるようになってきた。私自身は判断する本当の情報を持っていないため(何しろテスラは都合の悪い情報を全て出さない)、解らない。ただ自動車産業的に考えると、相当厳しいと思う。そろそろ運転資金も回らなくなってくるとも報じられている。最悪の場合、経営破綻する可能性も考えなくちゃならないかも。

サンケイBIZのニュース

となると気になるのは、モデル3の予約金である。モデル3を買おうとすれば15万円の予約金を払わなければならない。日本で何台予約入っているのかサッパリ解らないものの、間違いなく15万円を支払っているヒトは存在することだろう。もし経営破綻になったらどうなるか? おそらく本社はチャプター11(会社再生法)になると思う。その場合、どこかが買い取る。

フォーブスジャパンのニュース

チャプター11になれば基本的には債務放棄になるケース多し。つまり予約金払っていても一旦チャラということになるため戻ってこない可能性大。いや、アメリカの場合、集団訴訟になるだろう。チャプター11になる雰囲気出てきたら、何らかのカタチで保証されるかもしれません。このあたり、アメリカの問題なので関係無いです。日本で15万円払ったヒトってどうなるか。

結論から言えば「全く解らない」。普通、前金を払った企業が破綻したら泣き寝入りになってしまう。銀行のような預金をバックアップしてくれる社会システムになっていればいいけれど、自動車販売に関してそういったバックアップ体制無し。そもそもテスラジャパンのWebサイトをみても、驚くことに一般的な企業情報と全く違うのだった。詳細ワカランです。

テスラジャパンの企業情報

本国がチャプター11になれば、一般的にテスラジャパンも破綻すると考えてよかろう。そうなった時、どうやって15万円を回収したらいいのか? なかなか難しいと思う。訴訟したって15万円以上掛かるだろうから、意味なし。まぁ15万円の予約金を払ったヒトの大半はお金持ちだろうから(実際、テスラのユーザーはお金持ちが多い)、そのくらい気にならないかもしれません。

ただ15万円がけっこうな負担となるというヒトは、納期を含め定期的に確認しておくことをすすめておく(問い合わせ窓口の対応も確認)。今までクルマを販売してきた企業と全く違うことだけは認識しておくべきだ。ディーラーを持っていないため、企業に換金可能な資産無し。もちろんテスラの、イーロン・マスクのファンなら、モデル3の納車を楽しみに待っていれば良い。

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