デッキバンとベトナムカブがあれば100%幸せなクルマ人生が送れると思う

考えてみたらデッキバンの試乗レポートって読んだことがない。だったら書いてみましょう。ちなみに私は同じ世代のバンとトラックを所有している(全てマニュアル)。おそらく世界で最も妥当なレポートをお届けできることだろう(笑)。ということで試乗車は先代モデルの最終モデル(2020年)で『L SAⅢ』の4WDです。走行7000km。120万円となる。

走り出しての第一印象は「乗り心地いいね!」。大げさに感じるかもしれないが、全ての日本車の中でも上位20%に入るレベル。RAV4あたりと比べたって同等。ノアより確実に良い。ヤリスなどは圧倒する。私からすれば大半の日本車は納車の帰り道にネオチューンしたくなるほど。実際、私の所有者でネオチューンしてないの、MIRAIだけです。MIRAIは乗り心地良い。

また、ボディの剛性感が素晴らしい! ボディ構造からして有利なんだと思う。いい感じの場所にバルクヘッドあります。大きめのギャップを通過したってミシリともしない。ホイールベースだって2450mmもあり、一方前後のオーバーハングは短いためピョコピョコした挙動だって出ず。バンは30kgあるルーフキャリア付けたらハンドリングが崩壊したので軽量タイプを。これなら問題なし。

高速道路を走ってみたが、絶対的なパワーは不足気味。その気になれば100km/h巡航出来るモノの、ギア比が低いため普通のクルマの3速で走っているような回転数になってしまう。80km/hくらいまでが快適。ステアリングフィールも標準タイヤだと少し物足りない。ワンサイズ容量大きいタイヤにし、それでもフラ付くならトーインを少し付けてやろうかと思っている。

燃費だけれど、練馬から新宿まで一般道走って15.8km/L。そこから首都高に入り新木場まで走ると18.7km/Lになった。帰路を含め72km走って17.8km/L。これ、アイドルストップをカットし、エアコン付けて走った時のデータです。山坂の多い八丈島だとバンで16km/L前後。普通に乗ると15~20km/Lといったあたりをイメージすればいいと思う。予想以上に燃費良い!

先日スピーカーを交換したらオーディオもCセグの乗用車に負けないレベルになった。ハンドル握っていて不満無し! 積載能力だけれど、バンやトラックほど大きな荷物は運べない。でも経験上、デッキバンに積めないような”大物”ってほとんどない。ベニア板やバイク、レーシングカートくらいか。SUPやサーフボード、スキーのような長物は屋根に載せればいい。

前述の通りデッキバンは120万円。手前のベトナムカブが9万9千円。この2台あれば相当に満足出来る。厳しいクルマ修行を繰り返すと、やがて煩悩が消え解脱する(悩みや迷いなど煩悩の束縛から解き放たれ自由の境地に到達すること)という。なるほど! と思う。とはいえ私は少し煩悩も残っているらしく、ラリー修行やハーレー修行に取りかかります。

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1 Responses to “デッキバンとベトナムカブがあれば100%幸せなクルマ人生が送れると思う”

  1. やまうら より:

    実用車

    デッキバン、趣味以前の、実用に秀でた車ですね。
    もちろん、趣味性もたっぷりありますね。
    ベトナムカブは、カッコ悪いけど超実用的ですね。

    最近プロボックスの中古車に乗り換えました。
    車検がすぐに来たので、代車は4WDのプロボックス。
    オイラのはFFでしたが、その乗り味は全く違いました。

    FF1.5Lは普通以上の軽快感で、ヒラリヒラリ。
    4WDは重さ、引っ掛かり感が酷く最低のクルマでした。

    同じクルマでも、仕様によって別のクルマだなと。
    そのあたり、解説いただけると幸いです。

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