デミオ試乗

正確に書けばデミオのプロトタイプに試乗した。昨日発表された通り、日本仕様は1,3リッターガソリンと、1,5リッターディーゼルの2つ。それぞれマニュアルと6速ATが設定されている(ディーゼルは6速MT)。今回1,5リッターのガソリンはカタログから落ちた。

7181t

プロトタイプに乗ると、ガソリン搭載モデルはフィットやスイフトなど同じクラスに対しての優位度という点で、CX-5やアテンザ、アクセラと同じ。やはり決定的な差を付けられていない。マニュアルミッションの訴求や燃費、価格設定など未公表のスペックで商品力を出す?

素晴らしいのがディーゼルです。興味深いことに最高出力は6MTも6ATも同じ105馬力ながら、最大トルクを見ると6ATの25,5kgmに対し6MTの方は22,4kgm。つまり高回転型のエンジン特性になってます。扱い易さを考えたのだろうけど、結果的に楽しい。

6ATに乗ると低い回転域からグイグイと走り、3千回転に達する前に早めのシフトアップしていく。6MTはフラットトルクでいながら、高回転域まで引っ張って乗った時にパワーの頭打ち感が少ない。どちらもミッションの特性にエンジンを合わせているのだった。

クラッチミートは超容易だし、ヒルストッパー付きだからして坂道発進もサイドブレーキを併用しないで良い。万一エンストすたってアドリングストップ機能があるため自動で再スタートさせてくれる。クルマ好きなら奥さんも説得し、ぜひとも6MTで楽しんで頂きたい。

さらなる情報はオールアバウトで間もなく。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ