トヨタ、突然の社長交代! なぜ?
トヨタが突如社長交代を発表した。ウワサすら出ていなかったのだから強力な秘匿能力である。当然ながら「ナニが起きたんだ?」とステークホルダーを中心に大騒ぎになっている。こういったケース、現役社長(佐藤さんですね)の健康問題か。引責という理由が多い。されど佐藤さんについていえば健康問題なし。業績だってむしろ良いくらいだ。
探ってみると、どうやら豊田章男さんの悩みを反映したものらしい。悩みとは何か? 自動車産業の低迷である。このところ何度か書いてきている通り、自動車産業は我が国の柱である。替わる産業無し! なんせ550万人の雇用を生み出している。けれど私ですら「このままだとジリ貧ですね!」と解る。だから嫌われるのを承知で苦言続きだ。
本来なら自動車業界をまとめる自工会も、会長がいすゞだったこともあって機能していない。本来なら次はホンダの番だったが、今のタイミングでやる気の無い会長を据えたら業界がホントにダメになる。ホンダ、重さを感じて海老のようにバックした。おそらく(未確認です)章男さんの「佐藤君やってくれないだろうか」という意思が強かったんだと思う。
佐藤さんなら自工会を率いるパワーを持つ! トヨタの経営に参画する取締役を辞するも(トヨタ経営陣だと色がついちゃいます)、副会長という看板を背負う。会長は章男さんなので、普通の企業なら正会長と言って良いくらいの存在。加えて「Chief Industry Officer」(最高産業責任者)という役務も背負う。次期社長の近さんはこのところ”社長業”で主流の経理出身。
ちなみに近さんは次の社長と言われていた。佐藤さんが長くなると年齢的にどうか(近さんは56歳)、みたいな話はありましたが。経理出身ながらクルマに対する気持ちも熱い。なんたってGazooラリーチャレンジに出場したこともあるほど。トヨタ本体は今まで通り。佐藤さんには自工会でシナジー効果を生み出すような動きをして欲しい。
佐藤さん、記者会見で「変化が激しい自動車業界で3年は短くない」。三部さんも早くね!
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