トヨタといすゞ
日産やホンダ、三菱など続々次世代クリーンディーゼルの発売を宣言する中、トヨタはダンマリを決め込んでいる。といったあたりを感じ取っているのだろう。TVや新聞といった大手メディアを見ると「困ったトヨタはいすゞと提携しディーゼルを生産や技術供与してもらう」といった状況にあると考えているようだ。実際、「ガソリンエンジン並のクリーン度を持つ次世代ディーゼル」の開発についちゃトヨタは日産やホンダに大きく引き離されてしまってます。日産が来年。ホンダも社長の判断次第で来年国内販売に踏み切る可能性出てきたけれど、トヨタの場合、再来年すら厳しいと思う。相当頑張って1年遅れ。もっと遅れる可能性の方が大きい。実際、先日マイナーチェンジされたハイエースの平成17年規制車に搭載されるエンジンもトラック用で、改良したら乗用車用として使える次世代クリーンディーゼルになるかとえば厳しい。ただいすゞより技術的に劣っているという点は間違い。いすゞというメーカー、大型トラック用ディーゼルこそ得意とするものの、乗用車用となると「普通」である。すでにヨーロッパで発売しているトヨタの2,2リッター乗用車用の小型ディーゼルなど、いすゞよりずっと進んだ技術を使ってたりして。トヨタが欲しいのは技術力でなく「人と工場」だ。
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