トヨタの新体制記者会見。果たしてトヨタのイキオイはどうなる? 守るか攻めるか?

トヨタ新体制の記者会見を3日の15時から行うという。残念ながら先約あり現場に行けなかったのだけれど、いろんな意味で「良い新体制ですね」。佐藤さんもコメントしている通りトヨタはクルマ屋なので、クルマ作りが最も重要。以前も書いたけれど嘘偽り誇張無しにトヨタの収益の3分の1を稼ぐジャイアン(中嶋さんです。笑)に頑張って貰わなくちゃならない。

すると新体制で副社長になってます。中嶋さんにはあと2~3年大暴れして貰うと同時に、後継者を育てて欲しいと思う。中嶋さんみたいな人が絶対に必要だと思う。下の写真の一番左の新郷さんも自らハンドル握ってGRラリーチャレジに出場するようなカーガイ(コンパクトカー部門のプレジデント)。一番右は最近のイケてるデザインを担当したサイモン氏。

とても良いチームだと思う。さらに佐藤さんは挨拶で電気自動車に注力していくと明言した。これまた心強いし、佐藤さんの本心だと考えます。トヨタ、今までも電池の材料調達に始まり、電池工場への投資など下準備は案外しっかりやってきた。少しばかり電気自動車化の速度感で追いついていなかったのみ。ここからギアを入れ替え(今やモーターですね!)、スピードアップしたい。

前述の通り中嶋さんが担当の新興国のCV(商用車)はトヨタにとって大きな収益源になっている。この分野、今やトヨタが圧倒的に強い。小西さんというカローラのCEだった人がタイに駐在しており、中嶋さんの代行を始めた。先日タイに行った際、インタビューさせて頂いたけれど、さすがグローバル車種であるカローラを担当してきただけあって広い見識を持つ。

さらにモリゾウさんが国を引っ掻き回してくれたら痛快だ! 大いに楽しみです。

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2 Responses to “トヨタの新体制記者会見。果たしてトヨタのイキオイはどうなる? 守るか攻めるか?”

  1. アミーゴ5号 より:

    民間人には馴染みのない方ばかりですが、新生トヨタの勢いを感じます。

    モリゾウさんが身を引き、新社長がEVを加速すると宣言しました。ということは、全固体電池が見えてきたかな?などと、勝手に妄想しております。

    ただモリゾウさんの時代から気になっているのですが、女性役員が表舞台に出てこないですよね。

    有名アスリートにGT-Rをポンとプレゼントして、派手な売名デビューを果たした某役員は論外ですが、女性役員が普通に新体制の写真に写るようになったら、トヨタは手がつけられない程強い会社になると感じました。

  2. CX-60 より:

    この新体制を見られたのか、豊田章一郎氏が亡くなられました
    ご冥福をお祈りいたします

    80系マーク2の頃の社長さんかな

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