トヨタ車は信頼性高いけれど、レベル低いディーラーが出てきているので注意を!

ボート・オブ・ザ・イヤーの試乗会に行ったら「パーフェクトボート」というボート誌を作っている池田さんからたっぷり叱られた。曰く「国沢さんはトヨタのことを高く評価しているけれど実際は酷いものですよ!」。以前、アクアの走行用電池が8年/9万2千kmでオシャカになった、ということを書いたのを覚えているだろうか。この時のトヨタの回答は「そういうこともある」。

私の時代、勝叉グループと言えば優良ディーラーでした

しかし! 先日、2台目も走行用電池のコーションマークが点いたという。7台中2台が8年/10万km以内。池田さんから相談された際、広く調べてみたら、アクアの走行用電池交換、普通なら25万km以上だった。どう考えても普通じゃ無い。トヨタに問い合わせたら「千葉県のトヨタディーラーは地場資本のため本社から問い合わせても声が現場に届かないようです」。

池田さん曰く「勝叉グループのディーラーなのだけれど経営が厳しいと聞きました。最近とにかく対応がダメです」。営業車だけで無くプライベートでも長年トヨタ車を買っている池田さんがそう思うのなら間違いないだろう。池田さんによれば千葉県は勝叉グループ以外の業績が伸びているという。だったらディーラーを替えればいいじゃないですか、と言うと親の時代からの付き合いらしい。

普通ならディーラーは「お得意さんのクルマが10万km以内でダメになる原因を明確にして欲しい」とトヨタ本社に迫るべきながら、それもしていない。この場面で言えばトヨタの顧客第一主義が破綻してます。トヨタ車は推奨するけれど、ディーラーをキチンと選ぶことも大切ですね、と強く思う。トヨタの全店舗扱いは、こういったダメなディーラーを淘汰させる狙いかも。

ということでBOTYの試乗会です。専門的には「シートライアル」と言う。上はキャビン。フネの中ってどうなっているか案外解らないから動画など(最初に出てくるのが池田さんです)。けっこう広い。4人分のダイネットテーブルにベットスペースが2つ。キッチンと冷蔵庫、電子レンジ、トイレもついている。ちなみにポーランドの『nexus870Revo』というハル長800cmのフネです。

エンジンはスズキの115馬力。走らせてみたらガンガン走り回るというタイプじゃなく、キャンピングカーのように滞在を楽しむ方向。最高速は16ノット(約30km/h)くらい。快適なクルージング速度は12ノットくらいですね。私のフネも同じくらいの性能。クルマと同じでフネにもいろんな種別がある。私の夢は「どんなに荒れていても降参しないフネ」を持つこと。

たまには動画でフネのインテリアなど御覧下さい。

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