トヨタEV参入!

トヨタは昨日の経営説明会で世界販売台数を70万台程度下
方修正した。昨今の社会情勢を考えれば妥当な数値だと思う。むしろ膨張して弱くなっている部分の補強をする好機じゃなかろうか。あまりに急な拡大は、いろ
んな意味で無理が掛かる。私らと接触の多い広報部門なども”疲れ”を感じさせます。

それ以
上に「やっぱり!」と思ったのがEV戦略。これまでトヨタはEVを短期計画に盛り込んでいなかった。ここ数ヶ月の世界的な流れを動きを見て、方針変換した
んだと思う。中でも日産のホンキぶりが大きな影響を与えたんじゃなかろうか。つまりトヨタもEVの将来性を認めたワケ。こらもう良い意味でEVの将来を決
定づけたかと。EVの普及、間違いなかろう。

ただトヨタの開発部隊は現時点で手一杯! い
わゆる「工数が足りない」状態。プラグインハイブリッドの将来性だって明るく、工数掛かる。おそらくEVは富士重工主体の開発になると予想しておく。発売
時期を2010年代の早い段階としたのは、危険性のあるニッケル正極のリチウムイオンバッテリーの完成が読めていないのだろう。


ちろんダイハツも舘内兄弟子の日本EVクラブのイベントに長い間参加し続けている。トヨタもダイハツのアタマ越しに富士重工、という手は取らないだろう。
第一、EVを作るとしても車体はダイハツになるのだから(おそらく軽自動車サイズの専用ボディ)。3社の共同開発ということになると考えるのが自然。富士
重工のEV技術(インバーター効率など)はレベル高い。バッテリーさえメドが付けば、優れたEVになると予想しておく。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ