トランプ大統領、ヨーロッパの評価は「中世の暴君と同じ」。そんなアメリカに日本どうする?

モンテカルロラリーの取材でフランスに来ている。ヨーロッパの皆さんに聞くと、もはやトランプ率いるアメリカと距離を置くだろうと口を揃える。決定的だったのが2点。グリーンランドを買収すると言い始めたことと、人のノーベル賞を貰って喜んでいること。ヨーロッパ人の良識や常識からすれば、どちらも中世の暴君レベルのような酷さだという。私もそう思う。

グリーンランドはEUに属すデンマークの領土であり、アメリカが口出すべき権利は1ミリたりともないのに、武力をチラ付かせながら「売れ!」。タチの悪い地上げ屋のようなもの。加えてデンマークもアメリカもNATOの一員。フランスなどグリーンランドでNATO軍の演習を行った。常識的には考えられない。イタリアも扱いに困り始めた。ヨーロッパのトランプ離れは進む。

他人のノーベル賞を貰って喜ぶことは、ヨーロッパに限らず考えられない。どんな基準に当てはめても普通じゃないです。トランプ大統領、気にくわないとアメリカ人なら「首だ!」。外国なら「関税!」。そういった状況を考えると、我が国はつかず離れず上手く立ち回っているように見える。興味深いことにネット右翼の皆さんもアメリカに対して寛容。アメリカ好きなんだろう。

自動車業界も電気自動車大嫌い君達はトランプさんの「掘って掘って掘りまくれ!」が心地いいらしい。我が国はどうすべきか? こらもう「今のアメリカが続くのか?」です。トランプ2終わって(中間選挙で負けても同じ状況になります)以前のアメリカになるのか、このまんまなのかで全く違ってくる。日本の場合、後者なら飲み込まれるしかないのかもしれない。

欧州や新興国がアメリカ中心じゃ無く世界中の国と「話合いで決めたルールをベースとした穏やかな関係」を目指すようになっても、日本はアメリカの言うことを聞き続けなくちゃならない。自動車産業だってスズキとダイハツを除きアメリカ市場無しだと成り立たないです。トヨタすら3分の1近くがアメリカである。ホンダ、日産、スバル、マツダはアメリカ無ければ存続出来ない。

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3 Responses to “トランプ大統領、ヨーロッパの評価は「中世の暴君と同じ」。そんなアメリカに日本どうする?”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    思い起こせばですよ、
    かの名作映画バック・トゥ・ザ・フューチャー2では、パラレルワールドでトランプをモデルにしたビフが天下を取っていました。

    冗談にも程がある悪夢だと思っていましたが、現実世界の方がよほどおぞましい。

    フランスやイギリスの動きを見ていると、さすが国連・常任理事国だと実感します。

    NATOではない我が国は、おばちゃんの自己保身で衆議院総選挙だって。あーあっ。。。

  2. 富士山 より:

    なかなか売らないお目当ての物件の隣の家を買い取り、毎日ヘリを離着陸させて、根を上げさせて売らせる。
    そんなステキな事を平気でする男が大統領になって、世界一の国家権力を盾に横暴をし続け、イリーガルな手法に躊躇しなくなった世界線がナウ。

    ICEの犠牲者がまた一人出たようで(抗議者を集団で暴行してから射殺)、これはもうデモが激化して収拾つかなくなるか、内戦化するか。そういう所まで来てますね。

    トランプがまた犠牲者に濡れ衣着せて、政府要人が一緒に罵る醜いセカンドキル劇場をやったらもう止まらないでしょうね。

    「全てを否定しろ」そんなペテン手法を教わって以来安定して業績を伸ばすようになり、不動産王に定着した男のやる事は今も何も変わりませんね。

    「認知戦の天才」なんて評がありますが、私には実感がさっぱり湧きませんし、ついに判らない内に「戦」じゃなくて「症」になって来てますね、、。

  3. beart より:

    任期はトータルで8年なのでトランプはあと3年ですけど、問題はバンスが後継指名されて当選した場合ですね。

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