トランプ次期大統領候補「就任したら電気自動車普及活動を終わらせ化石燃料掘りまくる!」とな!

「やはり」でも「そうでしょうね!」でもいいのだけれど、トランプさんが次期大統領に就任したら、その日に電気自動車普及を止め化石燃料を掘りまくると発言した! 電気自動車大嫌いだ君達のソレミタコトカ拍手喝采爆裂大喜びぶりが思い浮かぶ。まぁこれで押し切られるようじゃ地球温暖化推進をやっている勢力のパワーも私の予想より強くなかった。

世界には様々な利権や宗教や民族の思惑がある。化石燃料を使うか制限を掛けるかレベルの選択になると、簡単なパワーじゃ無理。実際、我が国だって明らかにコスト高の原発を利権のため止められない。これが宗教や民族レベルのマターになると、一段と難しくなります。アメリカ大統領一人の意思でカーボンニュートラルにブレーキ掛けられたら、むしろ驚く。

この問題に深入りしても奥行きあっていかんともしがたいのだけれど、自動車関連企業からすれば深刻。一番ダメージ大きいのはホンダだ。ホンダのロビーはカーボンニュートラル推しのパワーが強いと判断し、エンジン車全廃を決めた。PHVすらやらない! 現在進行形です。トランプ大統領になったら2028年まで電気自動車普及率は今のままでOKになる?

ホンダは2026年からエンジン車の生産ラインを電気自動車に切り換える予定。単純に考えれば今から計画を延期すればいいということになるのだろうけれど、そうなったら次の大統領次第でまたも”てんやわんや”です。自動車は装置産業なので、ガソリン車プラットフォームから電気自動車プラットフォームへの移行に最短3年。まぁ5年くらい掛かります。

同じくバッテリー工場の立ち上げも4年間の停滞あったら投資計画からして成り立たなくなってしまう。アメリカ市場を除けばスケジュール通りに進む可能性を残すも、トヨタと三菱自動車、ダイハツ、スズキを除けばアメリカ一本足打法。マツダとスバルは出遅れたので、ちょうどいいかもしれませんが。また、トヨタは電気自動車プラットフォームのPHVで乗り切れる。

また、欧州市場も生き残りが難しくなる。アメリカ市場の台数あれば量販効果も出てくるけれど、トヨタ以外のメーカーの台数じゃコスト的に厳しい。日産はルノーから供給してもらうという手もあるが、間違いなくルノーより割高になるだろうし、そもそもブランドイメージだって無し。高い価格出して中身ルノーの日産車を買おうなんていう奇特な人などいない。

トランプさんの発言を受けてドタバタしてる自動車関連企業はカンペキに情報力不足だったと思う。ロビー能力無し! 有能なインテリジェンス活動能力のある人を使うべきかと。

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5 Responses to “トランプ次期大統領候補「就任したら電気自動車普及活動を終わらせ化石燃料掘りまくる!」とな!”

  1. いき より:

    トランプ氏の健康状態維持ならプラス4年あり得るかも。

    応援している人達は、白人貧困層だと言う事を覚えておいて下さい。

    だから、日本でも消費拡大するべきです。
    消費税廃止、社会保険減免、自動車税廃止は賛成です。

  2. piro より:

    トランプさんは、DS(国際金融資本)の撲滅が彼のスローガンです。
    DSは、金儲けのためなら戦争、疫病、宗教対立、左右対立、環境問題等なんでも利用します。
    DSが推進しているEVに反対と言っているわけです。
    同じくDSが推進しているウクライナ戦争は終結します。
    しかし、EV化についは、DSの主目的ではなく、さほど影響されることはないと考えます。

  3. JUN より:

    数日前、イーロン・マスク氏はトランプ支持を表明しています。「愛国」を訴え、被害を最小限にしようと動いているかと。CA州はBEV優先を変えないでしょう。 BEV販売が停滞することで、どうなんでしょう、小規模の自動車修理業の人たちはホッとしているのでは?BEVはディーラー以外に持って行きにくそうです。GSなど、ガソリン&オイルを扱っている所やチューンアップショップも、同様かも。レース業界も不安を感じている人が多いかも知れません。特にアメリカなら。 トランプ氏ヒラリーと選挙戦を繰り広げた時、僕の周りのある程度地位のあるアメリカ人たちは「当然ヒラリーが勝つ」と言っていました。が、僕はヒラリーでは負ける可能性が高いと思っていたんです。結果は、ご存知の通りトランプ大統領の誕生です。 白人の知識層や企業の幹部は、日本人の前では「ヒラリー」と言うでしょう。メディアの前でも「ヒラリー」と言い多様化の支持者であるかのように振る舞いますが…実際に投票する時は「本音」なんだと思うんです。まあ、ヒラリーが若者に嫌われていたのも要因のひとつなんですが。 友人のひとりに、昔から共和党支持を言い続ける女性が居ます。彼女の人間性は素晴らしく、ご実家の生活も決して派手ではない。大学時代に日本に留学し、多くの日本人学生にもサッパリした性格で好かれていました。今はご主人と二人とも弁護士です。まあ、彼女がトランプを個人的に好きかどうかは聞いたことがありませんが…。 また、経営者と呼ばれる人たちは、基本的に自分たちの会社に利益が得られるかどうかで、まあ「損得」で投票しているかと。あと献金も。労働者も似ているんじゃあないかな。 トランプは副大統領候補に若いバンス氏を選びました。盤石でしょう。民主党は…バイデン大統領がハリス氏に譲ったとしても、ハリス氏にはカリスマも無ければ強さも感じない。マイノリティであることが、副大統領に選ばれた最大の要因であるとしたら、当然でしょう。民主党が一発逆転を狙うのなら、若いのは当然として、金髪&ブルーアイの男性を副大統領候補に立てて、白人の隠れ共和党ファンの心をくすぐるしか無いかも。バカな意見でした。

  4. アミーゴ5号リボーン より:

    野次馬的ですが、
    トランプ大統領は、テスラや、EVに舵を切った米国メーカーとの関係をどうするか。。。

    また時代劇的ですが、
    暗殺を紙一重で逃れたトランプが返り咲いたら、天がトランプを選んだことになるのかもしれません。

    さらに宇宙戦艦ヤマト的ですが、
    地球滅亡の日が、刻々と近づくように思えてなりません。

  5. トヨタ車ユーザー より:

    経済ニュースではEVはともかく石油を掘るアメリカの企業を優遇する、というかバイデン氏が大統領になる前の状態に戻すといってました。
    自国で掘れないと輸入しないとならないし、石油からできる製品は燃料だけはないです。それらを扱う企業が動きやすくしてお金の回りを良くする。
    アメリカの自動車メーカーはテスラを除いてEV推進に苦労していたのでここでいったん中国対策(引き上げ方法を考える)のがいいと思います。

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