トランプ関税、単にアメリカの自動車価格が上がるだけ? 静観でいいかもしれません

トランプ関税の概要が見えてきた。日本の24%の理由は声高に言っていた非関税障壁じゃなく、日本のアメリカの貿易インバランスで決めたものだった。貿易赤字になっている国からの輸入品に対し罰則的な関税を掛け、輸入量にブレーキ掛けましょうということになります。日本は対アメリカで大きな黒字を出しているので24%の追加関税を掛けると言うことになるワケ。

対米黒字額は2024年で8兆6千億円だった。一番手っ取り早いのは、アメリカから石油や天然ガスを買うことだと思う。現在進行形で20兆円近くの化石燃料を買っているが、半分をアメリカから買うようにしたら対米貿易額は赤字になります。それをやらないのは利権だ。中東利権のため、日本から輸出産品に過剰な関税を掛けられてしまった。基本的に貿易額は均衡を目指すべきだ。

さて。今回発表された国別の関税を見ると、日本以外でアメリカにクルマを輸出している国も高い関税を掛けられている。となれば全ての輸入自動車に関税が掛かることになり、イコールコンディションだと思う。アメリカで生産されるクルマには関税が掛からないけれど、アメリカの企業であるGMやフォードを含め絶対的な生産量不足。安いクルマを買おうとするだろうけれど、品不足です。

アメリカの歴史を見ると、自動車は常に売り手市場。日本の不動産と同じだと考えていい。品不足になれうば、すぐにプレミアム付いて高くなる。輸入車の値上げを受け、アメリカ生産車も高くなること間違いなし。ということで、今後しばらく「値上げしても売れる人気車を持つメーカーが強い」という状況になるだろう。となると強いメーカーは決まってくる。トヨタなど強いかと。

問題はこの先です。すでにアメリカに3兆円以上の投資を発表しているヒョンデなどの「トランプに貢献しようとしている企業」をどうするかだ。無視すれば誰もアメリカに投資しなくなる。無視出来ないだろう。ヒョンデに対する「関税の減少額が投資に見合う」ようなら、多くのメーカーが工場投資をしなけれいばならなくなる。ということで焦る必要なし。しばし様子を見たらいいと思う。

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