日本のクルマ好きにとって今シーズンのF1は35年ぶりに楽しい! 毎戦ワクワクします!

ナニを隠そう2年くらい前まで私にとってTVでのF1観戦は入眠剤みたいなものだった。興味は300%あるので見るのだけれど、スタートして5ラップくらいするとマンネリの展開になってしまい眠くなっちゃう。起きるとゴールしていた、なんてことも珍しくなかったほど。しかし! 今年は楽しいったらない! なぜか? 日本のクルマ好きからするとワクワクの内容だからだ。

1つ目は当然ながら角田選手の活躍でしょう。今シーズンになって何かワンランク進化した感じ。メンタルコントロールが出来ている。首も太くなった。言うまでも無くホンダが押し込んでF1デビューとなったけれど、ここにきて日本と無縁なチームからも声が掛かるようになっているようだ。日本のお金が入っていないチームに日本人ドライバーが乗るのって、クルマ好きの見果てぬ夢の一つ。

2つ目にハースの小松監督だ。日本のお金が入っていないチームの日本人監督もこれまた見果てぬ夢だった。素晴らしいとしか表現できない! しかも小松監督となってから予選10位以内に入るリザルトも出すなど、いい仕事をしている。昨年のハース、最下位が指定席でしたから。来シーズンはドライバーの人選から出来るようだ。ホンダのパワーユニットを入手して欲しい。

3つ目がやはりレッドブルの強さ。ホンダのパワーユニットは現時点でベストパーフォーマンスだということを証明し続けている。八郷さんの撤退宣言で落ち込むから心配したが、2025年からの復活を宣言して意気軒昂! おそらくレッドブル、ホンダを失う2026年から勝てなくなる。フェルスタッペンをホンダのパワーユニットが乗るアストンに引っ張りたいところ。

4つ目としてRBの健闘を挙げておく。角田選手もさることながら、日本人のクルマ好きからすればダメダメのダメだったホンダのパワーユニットを救ってくれたのはトロロッソ。アルファタウリになってもRBになっても、チームの中身は一緒。レッドブルと比べ圧倒的に予算の少ないRBが上位に食い込んでいると嬉しくなる。もちろんホンダのエンジニアもいい仕事をしてます。

5つ目はコマツの参入! 今シーズンはコマツの技術が1mmも入っていないため全く関係ないけれど、あれだけでっかく「KOMATSU」と入っているチームが最下位指定席じゃプライド的に許せないことだろう。というかコマツ、スポンサーを決めた時はここまで酷いと思っていなかったに違いない。こうなると沼(笑)。コマツの技術的なバックアップが始まると期待。

以上。気がつけば出場20台のウチ、8台が日本と太いパイプで結ばれている。そしてこの8台、いつも見所を作ってくれるのだった。レッドブルは「ペレスどうするの?」。RBもリカルドが角田に負け頭をかきむしってる。ハース2台は暴れん坊で毎戦レースをかき乱す。最高だ。ウイリアムの酷さも「今に見ておれ!」と思わせます。ここもホンダのパワーユニットか?

私の夢は2026年からRBとアストンマーチンとウイリアムスがホンダのパワーユニットになり、日本人ドライバーは角田選手ともう一人が表彰台を狙えるポジションにいることです。

<おすすめ記事>

2 Responses to “日本のクルマ好きにとって今シーズンのF1は35年ぶりに楽しい! 毎戦ワクワクします!”

  1. スタブロー より:

    日本のお金が入っていないチームに日本人ドライバーが乗ったのは小林可夢偉選手がザウバーに乗った例があります。当時は好調だったとは言えザウバーでフロントローや表彰台獲得は今から考えると凄い。私が見たいのはトップチームに乗る日本人ですが、ペレス選手の不調が続いて角田選手がレッドブルに昇格しても泥船のような気もします。長期的にみるとアストンマーチンの方がいいかも。

  2. モナコGPは疲れました より:

    中嶋悟氏が 日本人初のF1フルタイムドライバーになったのは34歳。
    角田裕毅選手は今月24歳になったばかりだが、既にF1は4年目。
    2019年に渡欧してF1直下のFIA-F3、F2をそれぞれ1年ずつで駆け抜け僅か3年目でF1へ到達。
    2020年はFIAが選出するルーキーオブザイヤー、ピレリが選出するドライバーオブザイヤーなどF2各種表彰も総ナメ。
    予選での一発の速さは既にトップクラス。
    4年目にして完全覚醒し、安定感、タイヤマネージメントの旨さも加わり、今一番注目されていると言っても差し支えの無いレーサー。
    今は国内では人気のないF1だが、正に天才と呼べる、兎に角とんでもない日本人レーサーが出現したのは間違いない。
    地上波でとは言わないが、
    フジTVが以前の様にBSフジで放送してくれればいいんだけどね。

コメントを残す

このページの先頭へ