ナビの旧世代化
今やスマホの使い勝手に慣れてしまい、ナビ操作するときも同じように扱ってしまう。考えてみたらナビって日本人が考えた
「OS」だ。世界に通用する使い勝手だと思えぬ。この手の「発明」をさせたら日本人は決定的にイケてません。そもそも次期型アクセラなんか未だにナビを”
遠隔操作”しなくちゃならない。
新型フィットはクルマ業界で初めてスマホ風の操作を導入してきた。やっぱり使いやすい。ただ画面の縮小や
拡大をスマホ風にやると、操作方法同じでも地図は滑らかに動かない。グーグルの地図なんか気持ちよ〜く変わっていく。7インチ画面のネクサス7で地図を見
ると、扱いやすさにタメ息でます。
ムスコなんか「もうナビはいらない」と言う。車載キットを購入し普段使っているスマホをセットしている
が、それで十分だという。老眼のジイさん達だって7インチの携帯端末を使うようになったら、今の使い勝手のナビなんか不要になるかもしれない。というくら
い崖っぷちの日本ブランドのナビながら、危機感無し。
グーグルあたりと提携したナビなんか作る気がないのだろうか? それこそ世界スタン
ダードに育てられる可能性大。おそらく中国や韓国のナビメーカーは、グーグルの地図を使うことを考えているだろう。そいつを日本に持ち込まれたら厳しい。
今のままだとガラパゴスになってしまう。いや、もはや進行中だ。
カクカク縮尺の変わるナビや、遠隔操作のナビを見ながら「アカンな!」とツブやく。石器時代のナビを使うのは40歳以上の人だけになるだろう。すぐにでも対策を始めない限り、5年後のナビは携帯電話のような状況になっていると予想しておく。
<おすすめ記事>