バイク業界に黒船来襲! ホンダNAVI110が8万8千円!
バイク業界に黒船来襲である! インド製の『NAVI』というホンダの110ccバイクを8万8千円で販売するお店が出てきたのだった。これまでも中国製などのノーブランドバイクを10万円以下で売っていたケースはあるけれど、日本ブランドのバイクがこれほど安く販売された例など無い。
下の動画はインドのWebメディアの紹介レポートだけれど、なかなかオシャレで楽しそう。エンジンは海外のエントリーモデルで数多く採用されている110ccの空冷単気筒。もはやこのクラスもキャブレターでなく、排気ガス規制をキッチリとクリア出来るインジェクションを使っている。
ミッションはマニュアルでなくスクーターなどに採用されているCVT。先日、タイで販売している同じエンジン+CVTの『ズーマー』というスクーターに試乗してきたが、当然の如く日本の原付バイクよりパワフルだし、気持ち良く走ってくれる。ちなみに日本では125ccと同じ扱い。
今までもタイやベトナム、インドなどでNAVI程度の価格を付けている110ccバイクはあったものの、いずれもデザインが実用車みたいで商品的な魅力がなかった。NAVI110であれば、若い人からオジサンまで誰にでもすすめられる。とにかく8万8千円なら安いと思う。
注意したいのは、今後継続的に入ってくるかどうか。ホンダが「けしからん!」とインドで輸出目的の販売規制を掛けてしまえば、すぐ入ってこなくなってしまう。逆に鷹揚な姿勢を見せてくれれば、けっこうな台数が日本でも売れるんじゃなかろうか。私も欲しくなってます。
欲しい人は早い者勝ちでございます。
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