ビジョンe-スカイ。LFP電池を採用し、おそらく200万円を少し超えるくらいの価格で2027年初頭デビューへ

JMSでスズキが出展する軽電気自動車「ビジョンe-スカイ」の情報が少ない。記事を検索してみるけれど、プレスリリースの内容以上のモノ無し。物足りないので勝手に想像しましょう。まずボディだけれど、ヒンジドアということからSAKURAやN-ONE e:と同じジャンルになる。スズキでいえばワゴンRですね。BYDはN-BOXを意識したスライドドアだと言われているため、ジャンル違い。

航続距離は270kmくらいと発表されているため、電池容量は26~28kWh程度だと思う。スズキなら迷うことなくLFPでしょう。電池メーカーだけれど、ダイハツからOEM調達を受ける軽電気1BOX「eエブリィ」と同じCATLか、eビターラに搭載されているBYDか不明。ここで気になるのはeエブリィの航続距離が200km程度とリリースされたこと。30kWhのN-VAN e:が245kmというスペック。

200kmであれば電池容量って25kWhくらいだと思う。ここで「あれれ?」。ダイハツの軽1BOXカー、電池容量はN-VAN e:より大きいと言われていたものの、そうじゃありませんでした。ただLFPで25kWhなら電池調達価格は圧倒的に安いと思う。ということでCJPT(ダイハツ。スズキ。トヨタ)の軽電気1BOXはN-VAN e:より50万円くらい安い200万円を目指す展開になりそう。

おっとビジョンe-スカイだった。航続距離は270kmということで、30kWh積むN-ONE e:の295kmを考えると、前述の通り26~28kWhくらい必要。eエブリィより容量的に大きくないとならない。同じ電池を使うのなら、eエブリィの電池が極端に悪く、ビジョンe-スカイの電費が凄く良い。個人的には乗用車でダイハツとスズキが協業するとは思わない。違う電池を採用してるんじゃないかと。

いずれにしろビジョンe-スカイも電池調達価格はリーズナブルだと思う。これまた200万円大きく超えない価格設定になるだろう。もちろんダイハツもCATLのFLPを採用する軽電池乗用車を開発していることだろう。あと2年すると200万円が軽電気自動車の相場になってくると予想しておく。当然ながら補助金は少なくなる。今買うのなら、割高ながらたっぷり補助金出るホンダですね。

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1 Responses to “ビジョンe-スカイ。LFP電池を採用し、おそらく200万円を少し超えるくらいの価格で2027年初頭デビューへ”

  1. ナンケイ より:

    ダイハツの軽1BOXカーはカタログ値で200kmですか…。250kmだったら往路充電なしで名古屋から大阪まで無充電で行けるので、アリかもしれないな。と思ったのですが、200kmでは少し心許ないですね…。

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