フィット、中身変わらず5万6100円~8万2500円の値上げ。トヨタ以外はオウンゴールで自沈へ
7月10日にホンダから「フィットを一部改良して発売」というリリースが出た。続いて「原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、全国メーカー希望小売価格を改定」とな。内容を読むと、クロスターのインテリアの色など変えただけ。改良の”良”は見当たらず。なのにナニも変わっていないベースグレードで5万6100円の値上げ。上級グレードだと8万2500円も値上がりしている。
値上げの根拠はあるのだろうか? カローラクロスの場合、マイナーチェンジで外観の変更した他、騒音対応、乗り心地の改善策など取り入れたのに価格を据え置いた。聞いたら「一時期は原料が高騰しました。でもここにきて高騰前に戻りつあります。その上で原価削減努力などを行った結果、なんとか価格を据え置くことが出来ました。カローラはお客様のニーズを一番大切に考えています。
ホンダもトヨタと状況は同じだと思う。なのに値上げ。まぁホンダに限らず日産なんかも改良することなく値上げを繰り返している。もはや完全にオウンゴールです。そもそもトヨタは高額車についちゃ最上級グレードもしくはその下くらいのグレードしかラインナップせず、結果的に利幅の大きいビジネスをしている。生産能力に余力出てきたモデルから、中級グレードも追加という戦略。
その代わり実需のあるベースグレードは値上げしない。このあたりの塩加減が上手に出来ている。そもそもコンパクトカーは1台あたりの利益率が低い。お金儲けだけ考えるならマツダやスバルのように止めちゃうと言う選択もあるだろう。ただそれをやっちゃオシマイだと私は思う。利幅の小さいコンパクトカーがあるからフル装備車も売れる。そのあたりがトヨタ以外は理解出来ないようだ。
確かにフィットやN-BOXの利益率は低いと思う。ホンダ、軽トラックをやめちゃいましたから。やがてフィットも「儲からね!」と止めちゃうかもしれません。松本宜之さんが作った初代フィットは、同じクラスのライバルより圧倒的に安く、圧倒的に広く、圧倒的に燃費良かった。そして利益も確保している。ホンダの技術はそういったクルマ作りのために使うべきだと考えます。
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同じ経営環境にあったら、本田宗一郎さんや藤沢武夫さんならどういう判断をしただろう。。。
そう考えるとですよ、
「うちのフィットには、その価格以上の価値がある。ホンダは、付加価値を売る会社だ。安売りする必要はない。」とか何とか、夢追い社長の屁理屈が聞こえてくるようです。妄想ですけど。
かつてのホンダは、庶民が買える低価格で、新しい夢を見させてくれる会社でした。
悪いけど、新しい?という触れ込みのホンダゼロもアフィーラも、夢は夢でも、出来の悪い悪夢ダヨ!
今のホンダは、スケールが小さく上っ面すぎて、面白くもなんともない。いよいよ夢追い社長も、ブラックサタンとキーッに続く「令和の三馬鹿ラス」に仲間入りですな。
N-BOXが高額でも売れたので、安くする気が無いのでしょ?しかし、それが有効なのは装備とか性能が価格に見合ってる場合ですが、フィットの場合はもう・・・
とてもユーザーの方を向いてるとは思えませんね。
バイクはもっと酷いですよ。
今年型(新型)を発表しました!
ってリリースをぶち上げて
希望小売価格は○万円アップ
内容をみると
・カラー変更
・コスト増なしの小改良
だけ。
結局、やりたかったのは値上げだけ
みたいな
トヨタの言う、原価削減努力ってのがクセモノなんよね。取引会社に納入価格を下げさせて、これを努力って言われてもね。
日本のサラリーマンの給与が上がらないのはこういうことよなぁ。
外国車とか当たり前に毎年値上げしていますが、なぜ日本が価格を据え置きできているのかがむしろ不思議です。
ホンダは技術も低ければ、頭もわるい。
栃木でのんびりやってればろくなものにならない。
まず、
ホンダ特に初歩的な問題を長きにわたり放置し、
対策もしない。これは、ホンダディーラーに何とかしてよというと、ディーラーのかたから、お客様差窓口と話してくださいと懇願される。
私たちがいっても、絶対にだまらせろと、言われるばかりで、今や、ディーラーから、それあきらめてくださいとあっさり言われてしまいます。
日々、相当なクレームがあると見えます。瑕疵責任すら果たす気がない。まじめに品質検査していれば、おきないことも。それでいて、わずか数円のチップも修理と技術料として、数万請求される。
どこに技術があると言うのか?
とにかく、ITサービスもまぬけすき。せいさんらいんを安くするなど、ふかのうだからだ。
更に、売れなくなり、コスト高がとまらないのだ。
そんな目に私はあったこと無いけど、あなたはいつ、どこのディーラーの誰と何の車についてそういう目にあったんのですか?