フェアレディ、アライメント調整して貰ったら満足の出来る直進安定性になりました~

ハンドルのセンターが出ていないフェアレディ、初回点検でチェックしてもらいました。当然ながら上等なアライメントテスターがあり、計測した結果です。ハンドルセンター出ていなかったのは、フロントのトーに原因あったようだ。適正値(スペックという項目)より少し強めのトータルになっている。フェアレディの総生産台数が少ないため、初期のバラ付きの可能性大。

フェアレディのデータ

そもそもトーは右で適正値の上限。左が上限を超えている。当然ながらハンドルのセンター出ないだろうし、ネガティブキャンバーも左が強め。左右の荷重差により敏感になる傾向。フェアレディのタイヤ幅、Z33のシャシを設計した時点で考えたら225/50くらいでちょうどいい感じだと思う。245/45というサイズだと正確なアライメントを取らないと真っ直ぐ走らない。

また、適正値だけれど、絶対的な数字より左右差が重要。例えば左が最小で右最大だとしたら、適正値に入っているけれど真っ直ぐ走らないだろう。ちなみにGRヤリスはアライメント計測の前に加振させ遊びを取り、さらに2人分荷重を加えレーザー測距。データを見ながら”職人”が手作業で調整していく。ここまでやらないとバラ付き(当たり外れなどと言われる)が出るという。

これ、元町工場の生産ラインです

現在どうなのか不明ながら、フェラーリ328は「あらら?」だったのでアライメント調整してもらうと、酷かった。聞いたら「工場は組み立てるだけ。ディーラーで納車の時に調整するのが普通です」。私の328は日本仕様でした。348もダメかと思ったらモナコのディーラーで購入しヒコウキで運ばれた個体。モナコのディーラーでキッチリとアライメントチェックしたと聞いた。

フェアレディでした。調整後は気にならないレベルになっている。フロントのキャンバーこそ調整代が無いためバラ付き残るもののトーについちゃバッチリ! リアのアライメントも可能な限り調整してくれた。日産東京、整備レベルさえ高ければ営業担当がAIになって問題無し! フェアレディ、ラリーっぽく仕上げたいと思っている。タイヤも225にするため、さらに良い方向へ行くだろう。

<おすすめ記事>

3 Responses to “フェアレディ、アライメント調整して貰ったら満足の出来る直進安定性になりました~”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    趣味性の高い車なら、慣らし運転(死語)やアラを取るように調整(熟成?)をしていくのも楽しみになると思います。

    ただ、工場にはテストコースもあって、高性能車や高級車はそこでチェックもできたはず…と考えてしまいます。GRヤリスは「完成」させてから出荷しているみたいですし。

  2. zentu より:

    ハンドルセンターの件は、自動車メーカー品質の方に確認をお願いしたいです。

    経験値ですが、
    少なくとも日産以外の自動車メーカーは、新車品質として最終検査ラインでハンドルセンターはばっちり修正します。中国車もです。トラックやバスもです。
    私の日産車歴の100%で新車でハンドルセンターずれありました。
    日産得意のクイックハンドリング狙いと諦めてましたが、例えばBMWやホンダのよりクイックハンドリング車でもハンドルセンターばばっちり出てましたね

    ディーラー車検でサイドスリップ調整した後でも、トヨタとBMWは毎回ハンドルセンターをばっちり出してくれます。スズキや手抜き中古屋はテスター屋まかせでサイドスリップ調整しっぱなし、しかも片方のタイロッドだけで調整するため相当の確率でハンドルセンターがズレます。

    ハンドルセンターがずれると、ウインカーの自動リセットするタイミングが左右で変わるので気持ち悪いですね

  3. アミーゴ5号リボーン より:

    アライメント調整ひとつ取っても、トヨタは高性能車がパフォーマンスを発揮できるように、工場で最善を尽くし、ますます他社の先を行く。。。
    という印象を受けました。

コメントを残す

このページの先頭へ