フェアレディ乙、売れすぎのため7月末日をもって一時受注ストップ。アリアもオーラも
日産はフェアレディ乙(ロシアが白旗挙げるまでこの表記で)の受注を7月末で一旦止めると発表した。一部ディーラーでは7月19日で受注を停止するという誤情報も流れていたようだけれど、注文出来なくなるのは7月31日です。フェアレディ乙に何が起きているかと言えば、完全なる売れ行き予想のミス。開発側は売れると思っていたようだけれど、日産としちゃ「売れまい」。
したがって最初から生産可能台数を少なく見ていた。漏れ伝わる情報によればすでに2年分近い受注を受けているようだ。何度も書いてきている通り、騒音規制などの強化により純エンジン車は予定通りなら2027年秋までしか生産出来ない。楽観的な人は「電動化など簡単に出来ない。2027年てんで無理。2030年くらいまで売れるだろう」と言う。私は甘くないと思う。
確かにフェーズ3という厳しい厳しい騒音規制、現時点で施行時期も騒音基準も明確になっていない。概要だけ決まっている。そいつを持ってゴールは伸びると主張する。私は逆もあると考えます。決定的なのが今年の欧州の暑さ! 40度を超える国や地域が続出。イギリスなんて記録にある限り40度という気温なんか無い。当然ながら「二酸化炭素減らせ!」圧力は一段と高まる。
純エンジン車を廃絶させるために予定通り2027年にフェーズ3発効になると考えておくべきだろう。フェアレディ乙だった。すでに2年分だとしよう。本日オーダーして納車は2024年夏。いや、7月31日までで考えると、2025年に持ち越すかもしれない。となれば最短、受注再開後も2年半分しか受注出来ないと言うことになる。2025年でマイナーチェンジすると、これまた瞬時に売れる?
7月31日で受注どころか予約も出来ないなるようだ。そして31日までに受注した分は、とりあえず今のスペックと価格で販売するらしい。31日時点で納期2年半を超えるようなら事実上の「前期型売り切れ~」と理解しておくべき。おそらく後期型も狭き門になると思う。確実に買いたいのなら31日までにオーダー。後期型は受注再開したらオーダーし、前期型を下取りに出せばいい。
フェアレディSRL311を持ってました
アリアは今のところ納期2023年4月以降。2022年度の補助金は100%使えない。オーラも受注再開が今のところ見えていないとのこと。オーラに関して言えば、再開時はマイナーチェンジモデルになる10~15万円の値上げを覚悟しておきたい。ちなみに私はどうしたかといえば、すでにフェアレディ乙をオーダー済み。ベースグレードの6MT。色はマルーンです。納期未定。乙!
お金の工面をしなくちゃ!
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