フロンクスの価格は254万1千円。WR-Vより安いがヤリスクロスより高い。安全性は超低い、かも
インド工場で生産されるフロンクスの価格が発表された。例によってメディアは絶賛である。このクルマ、インドだと高級車の価格帯。ナビを標準装備し、WR-Vに無い電動パーキングを装備するため、アダプティブクルコンは停止まで制御可能。装備内容を揃えて比較するとWR-Vより実質40万円くらい安いと思う。デザインもよく、購入の候補にしている人は多いかと。
未試乗につきクルマの評価は不明ながら、注意すべき点がある。衝突安全性だ。スズキは伝統的に乗員の保護性能より価格を重視する傾向。こんな評価も何だけれど、安全性という概念でおそらくインドより高いと思われる欧州向けのスイフトすら、ユーロNキャップはぶっちぎりの☆☆☆。下は2024年の試験対象車種。スイフトの乗員保護評価点は、たった67％とな！
Eクラスの92％はさておき、日本車のミニマムは80％台中盤。スイフトの67％は日本車としちゃ飛び抜けて悪いと言われているZR-V（79％）よりはるかに厳しい。速度によっちゃ80％台のクルマだと怪我で済むところ、重篤な状況になるくらい深刻だ。ユーロNキャップのデータが公表されて以降、スイフトの試乗レポートをするときは必ず安全性について言及します。
ちなみにスイフトと同じ☆☆☆に沈んだフォードは、ADASの性能が悪かった。少しマシなセーフティパッケージを選ぶと☆☆☆☆になる。フロンクスと同じクラスに属すヤリスクロスといえば、3年前の2021年に試験対象車両になっていた。☆☆☆☆☆で、衝突安全性は86％。しかも事故に未然に防ぐためのADAS性能も、ヤリスクロスの81％に対しスイフト62％。ダンチです。
遠からずフロンクスも公的な安全審査を受けると思う。その時に厳しいデータが出ることは想定しておくべきだろう。安全性やリセールバリューを総合して考えれば、来月から生産再開となるヤリスクロスを推奨しておく。1500ccエンジン搭載車でもフロンクスの”なんちゃってハイブリッド”と燃費差なし。価格は『Z』で243万5千円（6万1600円追加でTVまで付くフルAV）です。
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サイドビューが、なんかホンダの旧ヴェゼルに似てる感じがします。衝突安全性能は購入する際の大きな考慮事項になると思います。ハイブリッドが欲しいけど、コミコミ300万円近くになるものは買えそうにないです(泣)
スズキのクルマ好きなんですけどね
軽トラだと納得できるけど家族を乗せるとなると無理ですね
スイフトスポーツ大好きで遊びクルマの1台ですが、内装全て剥がしガチガチの走りクルマなんで気になりません
普段使いはやっぱりトヨタになりますね
私は専門家ではないですが、まあ予想は出来てました。
低価格、低安全、低品質、それがスズキです。突けばアルト以外も不正がまだまだ出てくるのではないでしょうか？
スイフトはスズキの世界戦略車ゆえ、新興国向けモデルでなければそこそこいい点いくと思ったんだですが。。。
同じヨーロッパでも新興国もあれば、東ヨーロッパのようにダチア・ロガンや現地生産の旧アルトが走っている国もあります。そっちから抜き取られたのかナ。
とはいえ、ニーエアバッグやセンターエアバッグが普及していてびっくりです。ニーエアバッグはスイフトにはなかった。減点対象かな。
JNCAP、ユーロNCAPとも見ていますが、テスト・評価方法がわかればそれに当て込んで対策をするとかできちゃう。ホンダセンシングのヴェゼルが、何度もJNCAPに挑戦したことありました。
例えここの点が低くても自分があった事故で車がわが身を救ってくれればいいと思います。
今日、路面バスと正面衝突したワゴンRスマイルは、
フロントぐしゃぐしゃですがドライバーは軽傷、でもシートベルト
すらしていなかったと思われる子供二人は死亡です。
先日の東北道逆走の軽バンと正面衝突したシエンタは運転手死亡、
子供二人は重傷です。
何で子供乗せて追い越し車線を巡行してるのか。
私みたいに走行車線を80km/h巡行してたら、事故に遭わなかった
だろうと思います。
何が言いたいかというと、自業自得みたいな事故起こす車が多いので
フロンクスだろうがスイフトだろうが好みで買って、
まともな運転すればそれで十分だと思うのです。
少なくとも、私のマイカーよりははるかに安全だ（笑
独立行政法人自動車事故対策機構の結果だとスイフトはそれほど悪くない結果です。
ユーロNキャップと何が違うんでしょうね。