プリウスにチャイムを!
中日新聞に”「静かさ」視聴覚障害者にあだ。ハイブリッド車普及で新たな危険”という記事が出た。低速走行時にほぼ無音となってしまうプリウスは近づいても全く気がつかないため危険だという内容。
この件、初代プリウスのデビュー以後、何回も指摘してきた。プリウスで歩道と車道の区分の無い道を走ると、避けてくれないのはまぁ良い。待てばいいことですから。
アブナイの、クルマに寄ってきちゃう人や自転車が少なくないこと。せめてエンジン音と同じくらいの「存在音」を出してくれたらいいのに、と10年間前にトヨタへ言ってます。もちろんトヨタだって認識しており、何とかしたいらしい。されど以前も書いた通り国交省が意固地になって認めないのだ。
中日新聞の記事を読んで「こら遠回しの皮肉か?」と思ったのが最後のブブン。「メーカーに伝えたい」だって。文句言うならメーカーじゃなく国交省でしょう。ただこう書くと、同業の松下宏さんですら「クルマは歩行者より下の存在。どんな場合でも徹底的に待たなければならない!」と猛烈に怒り始めちゃいます。原理主義からすればその通りなんですけどね。
私は電気自動車などを含め、安全確保のためにも走行時に音を出せるようにすべきだと考える。
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同じような考え方は、プリウスが出てくる10年以上前に三本和彦氏が
「歩行者向けの警笛はもっと柔らかい音に出来ないものか。でも役所が・・・」
と語っていました。
まぁ、メルセデスにそんな機能があると簡単に可能になってしまうんでしょうが。
移動販売車やゴミ収集車みたいな音楽を鳴らしながらの走行はどうなんでしょうね。
ただ、最後のブブン、「メーカーに伝えたい」と話したのは自動車販売会社の方ですね。
一般の人から見ると「自動車会社」として同じカテゴリー入る様に見えますが、
販売会社から製造会社への意見として別組織にも見える様にしたのは誰の考え方なのでしょうかね?
>国交省が意固地になって認めないのだ。
これは,天下りするための組織を作れということではないでしょうか?天下りする財団を作ればすんなり通りますよ!
アオハタさんの言うとおりでしょう。
あらゆる良心と反対側にいる利権亡者=官僚様は天下り先を作ってから出ないと、なんにもしませんものね。
ところで、松下宏さん とは何者ですか?
歩行者が車に乗れば運転者。クルマは何が何でも待て!?それでは日本文化の「互いに思いやる心」を踏み潰す寂しい貧相な考え方。ドイツみたいにファスナー法を制定しなくても、自然に一台づつ合流する雰囲気が形成されるのが日本の良いところ。
「クルマは歩行者より下!」なんて言い出す発想は現在の中国の各都市なら有効でしょう。日本でもかつて特権階級だけがクルマを所有していた時代なら、歩行者保護に重心を置くのも正解だったでしょう。しかし、左折車や右折車がよい子で待ってくれるのに気も使わず、とっくに信号が赤になった横断歩道を携帯メールを打ちながらダラダラ渡る下劣日本人が増殖中の現状に危機感を感じないのでしょうか、松下さん?
本気で「クルマは歩行者より下!」なんて決め付けたいのなら、朝日新聞にでも就職したらどうですか?
原付四輪では光岡やチョロQ用に
この手の音の出るパーツが売っていました。
プリウスもそれをつけてしまえばいいと思うのですが。
これはユーザーの自己責任でいいと思います。
何もかもをお国に頼る必要は無のでは。