ホンダF1どうする?

トヨタのような「巨額の予算投じて悪いイメージの大キャンペーンを行う」という厳し過ぎる修行こそしていないが、ホンダも違う意味で1年を棒に振った。いや、未だ来年モデルがキッチリ決まってないだろうから、1年半か。ここまでくればエンジニアの親分を変えるしかあるまい。失敗を認められない指揮官だと、ムダな消耗を繰り返したミッドウェイ海戦みたいになってしまいます。ただ次の指揮官選び、極めて難しいと思う。現在ホンダ社内(技術研究所内)じゃ「F1の話などしたくない」という状況らしい。少なくとも「仲間が戦っている」という雰囲気になっておらず。「今のままやってたってダメ」とみんな考えているのだ。新しい指揮官は技術研究所内で普遍的な人気を持っている人じゃなければ勤まらないと思う。「あの人がやるなら最大限のバックアップをしよう!」というくらいの人が望ましい。いずれにしろ心機一転巻き直しを計らない限り、F1を続けることに意味無し。来年も年間500億円と言われる予算をムダにしたら、もはや株主だって黙ってないだろう。もちろん次の指揮官がどんなに優れた能力を持っていてもすぐ結果は出せまい。全く違うコンセプトのシャシを開発しなければならず、今までのデータが使えないハズ。来シーズンの夏くらいまでは、少しでも明るい兆しが見えるだけで100点かと。

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