ホンダF1、信じられないほど高く評価されていて、むしろ不安(笑)
ライバルの動向が全く解らないのにレッドブルホンダの評価はうなぎ登りである。2月12日に行われた「フィルミングディ」という、基本的にプロモーションビデオや写真を撮るためのシェイクダウンを順調にこなすや一段と「今年は強い!」と言われ始めた。”これが本物の褒め殺しか”と思えるほど。日本人F1ファンからすれば、むしろ不安。
少し評価低いくらいの方が安心する? レッドブルの2020年モデルも発表された。F1のスタイルって普通のクルマより違いが解りにくいけれど、じっくり比べてみるとフロントノーズ低くなりボディ後半を絞り込んできてます。2019年のレッドブル、フロントのデザインを失敗したという。そんなこと外から見てると解らないが、実際そうらしい。
シーズン途中で何度もウイング形状を変えてきたが、モノコック(基本骨格)に問題あり完全には対応できなかったらしい。そいつこそフロントの高さだったのかもしれません。ボディ後半も空気の流れをコントロールする意味で重要。だからこそ航空機のシルエットってボディ後半にいくほど断面積が減っていく。ただクルマの場合、エンジンある。
2020年モデルのホンダは横幅がコンパクトになっているということなんだろう。レッドブル側も下馬評を否定しない。そればかりか「今や最もポテンシャルあると言われるフェルスタッペンを繋ぎ止めるにはホンダがなくちゃダメだ」と言ってる。フェルスタッペンだってホンダを持ち上げます。もうどうなっちゃってるんだ、と怖い。
実際、鈴鹿サーキットのラップタイムで0,2秒くらいまで当たるシミュレーションによれば、かなり期待していいらしい。レースモードのシャシダイナモテストだって十分こなせているようだ。今までに無いくらいホンダも準備できている。後はライバルの動向です。ライバルがレッドブル以上に速くなっていたら、アドバンテージなくなります。
こんなにワクワクするプレシーズンテストは覚えが無い。ファーストセッションの3日間は2月19日から始まります。
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