ポルシェのル・マン撤退でトヨタも止めるか?
突如ポルシェがWEC撤退を発表したことでル・マン24時間レースが揺れている。長いル・マンの歴史の中でTOPカテゴリーがワンメイクになってしまったことなどない。そもそもWECはル・マン24時間を除き、全くといって良いほどコストパフォーマンスが取れていないカテゴリーだ。
この数年「なんでメーカーは多額の参戦費用を投じているのだろう?」と多くの関係者が疑問に思ってきた。アウディの撤退は当然の流れだったし、ポルシェが止めるという話もル・マンの前からいろんな場面で出てたほど。私は最終戦で発表だと予想し、外しちゃいましたが‥‥。
トヨタは全く想定していなかったようで、本日時点で何の発表も行っていない。常識的に考えれば「ル・マンの主催者に強くお願いされない限り止める」だと思う。勝って当たり前。なにより誰も評価してくれないですから。何の根拠も無いけれど、トヨタは撤退すると考えます。
問題は「今後どうする?」だろう。選択枝として三つ。フォーミュラEをやるか、レクサス&スープラのGT3でニュル24時間レースの優勝を狙うか、WRCのR5とR2クラスの開発と販売を行うか、だ。WECをやっているTMGは元々WRCのために作られた。WRCに戻るのも悪くない。
TMGの規模やWECの予算からすれば3つとも同時進行したっていいかもしれません。個人的にはフォーミュラEを全く面白いと思えない。フォミュラカーやるなら燃料電池だと思う。そして次世代のWRCって電気自動車だ。迫力ある音をどうやって出すかが最大の課題だと考えます。
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