マグネシウム
週刊ポストを読んでいたら興味深い記事が載っていた。まず太陽光を使いマグネシウムを作る。御存知の通りマグネシウムって一定の条件(高温など)の水を加えると水素を出します。その水素で燃料電池を稼働させればよろしい、というもの。家に帰って早速調べてみたら、なるほど面白いであります! 詳細はこのサイトを御参照頂きたいが、水素を気体のまんま700気圧でクルマに積むより現実度はずっと高そう。ガソリンエンジン並の航続距離を持たせようとすれば重さにして70kg。容積だと40L程度のマグネシウムを必要とするそうだけれど、防水措置さえキッチリしておけば安全だし(ガソリンと同等の危険性か?)、700気圧の水素タンクよりずっと軽く済むだろう。スペースだって今のガソリンタンクより小さく出来る可能性大。また、水素を生成させる際の熱も、小型の蒸気タービンを稼働させるなど上手に使えばエネルギー源になります。このアイデアが実現すれば、案外燃料電池車だって夢物語じゃなくなるかもしれません。もちろん二酸化炭素は出さないため地球温暖化フリーである。技術を確立できればノーベル賞か。
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