マツダ、藤原路線を完全否定! 脱却を模索中! 

マツダ2がマイナーチェンジを行った。このクルマ、デビュー時は「デミオ」。途中でマツダ2という車名に変わり、9年間販売されている。コンパクトカーは収益率が悪いため絶版になるとウワサされていたものの、驚いたことに「9年目のお化粧直し」でした! ハードはデミオからマツダ2になった際、イマドキの水準を持つADASなどを搭載したため今回はほぼ同じ。

インパクトあるのがエクステリア! 写真を見て頂ければ解る通り、今までのガンコなレッド推しを続けてきたマツダと思えない色使いです。マツダのクルマ作り全てを決めてきた藤原氏が辞任したのは2022年6月24日。それ以後の決定なら、ずいぶん頑張った。普通、ボディカラーを決めるのだって時間掛かりますから。フロントグリルのカバーも今までなら考えられない。

デミオの色変、自動車業界に大きなインパクトを与えているようだ。私は「変革の始まり」だと思っている。藤原さんがやってきたことの全否定も含むことだろう。実際、色使いといい、フロントグリルといい、藤原体勢の時なら考えられない。「エンジンが違っても外観はエンブレムに至るまで同じにしろ!」でしたから。ただ9年目のクルマながら新鮮に見えるから上手。

ちなみに先日少改良を行ったマツダ6は時間的に打つ手が無かったのだろう。藤原路線のままでした。二の矢はどのクルマになるのか大いに気になる。タイミング的には低迷中のマツダ3か? スカイアクティブXをどう処遇するかを含め、大いに興味深い。厳しいのは藤原/人見体勢で構築した環境対応戦略が大失敗してること。CAFEをクリアするため高性能エンジン積めないのだった。

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4 Responses to “マツダ、藤原路線を完全否定! 脱却を模索中! ”

  1. 猫まんま より:

    フルモデルチェンジしないんですね。まあ今更お金は掛けれないでしょうから。個人的な予想ではマツダ2はいずれヤリスのOEM、CX-3はヤリスクロスorライズ、ロッキーのOEMになるんではないかと思います。トヨタがハイブリッド供給してくれれば良いですね。結局「ガソリン車にはまだやり残したことがある」とか言って低燃費エンジンが作れない言い訳ばかりしてたツケがここで響いてきたんですね。技術者の自己満足で終わったご自慢のSky-Active-Xはどこ行った?しかしブラックサタンには誰も責任追及しないんですかね?株主総会に呼びつけて糾弾するべきだと思いますね。

  2. アミーゴ5号 より:

    マツダのレッドは、綺麗で素敵だと思うんです。

    すっかすですね、
    マツダディーラーが、道路に面して展示してある新車も中古車もどの車種も、マツダレッドで統一して並べたのを見た時は、さすがに異様というかヤバイというか、何かの宗教にしか見えませんでしたヨ、はい。

    もちろん感じ方は人それぞれだと思うのですが、自分は深層心理が拒むようで、ここ数年来マツダディーラーに行けてないですもん。

    でもですよ、
    マツダ2の多彩なマイナーチェンジで、一番ホッとしているのはマツダのディーラーさんかもしれませんネ。

  3. ひこ太郎 より:

    マツダの国内販売を支えているのはCX-5とこのマツダ2です、正直やるならもっと変えてくれると勝手に期待してました。それがグレード整理と化粧直しだけ…あと何年売るのだろうか

  4. 緋色@AP1 より:

    いいですね!水色にオレンジのアクセントとかカッコいいですし(Gulf風?)

    自分はロードスターってカラフルなイメージがあったんですよ。
    限定グレードやリミテッド等でしたが、赤青緑黄色水色、鮮やかに色々と。
    個人的にはソリッドの赤が好きでした。

    それがNDでは、鮮やかなのは赤メタリックのみ。
    オートサロンのMAZDAブースにはソリッドの赤の個体がいたのに、発売無し。
    他のブースには緑ボディにタンカラ―内装(初代Vスペシャル風)とか、カッコいいのが居たのに。

    これを機に、他の車種(ロードスターも!)もカッコよくなってほしいです

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