マツダ、CX-30のスカイアクティブXを実質的に20万円値下げ! でも売れないと予想す!

マツダが少しお花畑路線を変更してきたかも。ブラックサタンのアタマの中は「マツダをメルセデスやBMWのようなプレミアムブランドにするぞ!」となっている。割高の価格を付けてもクルマさえよければ売れるお花畑の中に住んでいるようなのだった。実際はメルセデスを見れば解る通りF1でブランドイメージを作り、利益率の低いスポーツモデルもラインアップしてます。

スカイアクティブXの圧縮着火エンジン、驚くべきことに普通の2リッターより70万円も高い価格を付けてきたから驚く。普通のクルマ屋さんなら「売れるワケない」と1秒も考えずに理解出来るスペックだ。性能的に2.5リッターと同等。燃費20%良いといったレベル。まぁお客さんの立場からすれば2000ccに対する2500ccというイメージで30万円高くらいが適正だと私は思う。

そいつを今回50万円まで引き下げてきた。CX-30のスマートエディション、288万7500円です。ほぼ同じ装備内容を持つ普通の2000cc搭載モデルだと239万2500円だ。頑固なブラックサタンとしちゃ妥協の限界だったんだろう。ちなみに新しい価格で売れ行き急増かとなれば、状況はほとんど変わらないと思う。前述の通り熱狂的なマツダファンじゃない限り30万円差が妥当です。

ただ50万円差でも売る方法はある。すでにマツダに伝えているけれど、スカイアクティブXだけクルマ好きから注目されるようなスペックにすればよい。例えば日本仕様のCX-30はタワーパーキング対応のためアメリカ仕様より車高低い。アメリカ仕様と比べたら明らかに存在感薄いです。だったらスマートエディションだけアメリカ仕様より20mmくらい上げたらいい。

すると最低地上高220mmくらいになる。マツダの電子制御4WD、世界TOP級の駆動性能を持つため雪道最強のクルマになってくれるだろう。はたまた標準の2000ccより34馬力のパワフルなのだから、ハッキリ解るようなスポーティ仕立てにすればよい。外観で違いを見せるのはブラックサタンが激しく嫌悪しているようだけれど、そら自己満足。お客は華のあるクルマを選ぶ。

顧客の気持ちも汲まないトンチンカンなクルマ作りをしている限り厳しいと思う。おそらく販売担当からすれば様々なトライをしたいんじゃなかろうか(CX-30は開発担当のアタマも硬い)。有能な人だって多い。上がそいつを許してくれないと考える。このままだと圧縮着火エンジン、ハイブリッドの性能に並ぶことすら出来ず、そのまんまフェードアウトしていくことだろう。

 

 

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