マツダのメキシコ工場
2012年11月にレポートした通り、マツダのメキシコ工場でトヨタ向けのヴィッツ級車種を2015年度(16年3月まで)から年間5万台規模でスタートする。当然ながら、その中にエンジンも含まれている。もしかするとトヨタはマツダからディーゼルエンジンの供給を受けるのかもしれない。
ここにきてディーゼルエンジンのニーズが大きくなってきた。どうやらトヨタも(内山田会長を除く)ハイブリッドだけで勝負出来ないんじゃないか、と考え始めている? しかし何度も書いてきた通り、トヨタの排気ガス対策技術は未だに確立出来ていない。欧州市場についちゃBMWからエンジン買う。
しかし日本やアメリカでディーゼルを販売しようとした場合、BMWからエンジン買うことも出来ない。いや、出来るけれどコスト高になってしまう。かといってマツダからエンジン単体を買う、ということも難しいかと。何より内山田会長のOKが出るとは思えないです。ハイブリッド一本勝負ですから。
けれどスバルから86を買っているのと同じく、車体に搭載された状態で購入すれば前例ある。イヤとは言えまい。加えてマツダにハイブリッドを供給しているから、マツダからディーゼル買っても不均衡にならぬ。総合的に考えれば、全く可能性無い動きじゃないということです。
国内市場でもマツダからディーゼルの供給を受けられる、ということでもある。トヨタのミニバンやSUVなどにディーゼルを搭載すれば、作れるだけ売れる状況になることだろう。以上、勝手な想像です。アメリカ発のニュースは「メキシコ工場で間もなくトヨタ向けのクルマの生産を開始する」でした。
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