マツダの”売れそうな新型車”計画、全く見えなくなってきました。ラージだけで勝負出来るか?

2024年にマツダから国内デビューする新型車はラージ商品群のCX-80を除いて確認されていない。一方、主力となっているCX-5は2017年のデビュー以来7年目。マツダ2なんか10年! 新しいと思えるCX-30が2019年だから5年。売れ筋モデルの大半で新型車へのバトンタッチを必要とするタイミングになってきた。逆に考えると、新型車出てこないから売れなくて当然です。

7年目のCX-5がマツダのベストセラー

なんでこうなったのかといえば、マツダ3以降の商品計画がデタラメだったからに他ならない。おそらく「マツダは高級車メーカーになる!」と決め打ちし、小さいモデルは絶版。利益幅の大きいラージ商品群をバンバン売っていこうと目論んだんだろう。驚くべきことにCX-5の後継車すら開発していなかったということになる。そしてマツダ6も終売になるという。

さて。航空機事故は国際慣習として「誰が悪いかを決める捜査」ということをしない。事故防止策を行って次の事故を防ぐことを重視する。日本の場合、航空機事故であっても「誰が悪いか」を決めて罰することで終わる。再発防止策に興味無い。自動車産業で業績を落とす状況を見て私は人災だと判断しているのだけれど、それだとダメな独裁者が出る度に会社は傾く。

健全な会社経営を考えると、航空機事故のように「原因を解明しダメな独裁者を出さないシステム」を目指すべきなのかもしれません。現在のマツダはそういった「原因を突き止め再発防止策を練る」よいチャンスだと思う。クルマのことを知らない副社長が居座り続けたり、ダメなデザイナーが延々とダメなデザインを出し続けられる理由も解明出来るか?

CX-50、右ハンドル化が必要

とにかくクルマ好きからすれば一部の人間の暴走でマツダほどの規模と技術力を持つメーカーが、全く新型車を出せない状況になってしまっていることが残念過ぎる! マツダ、魅力的な新型車が出てくるのはいつになるだろうか? それともCX-5の後継車にCX-50などを考えているのだろうか。決断力のある優れたリーダーは必要だけれどダメな独裁者は出ないようなシステム作りを!

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13 Responses to “マツダの”売れそうな新型車”計画、全く見えなくなってきました。ラージだけで勝負出来るか?”

  1. マツモト より:

    三菱にも同様のアドバイスを!
    自分の中ではマツダと同じランクが三菱なんで
    久しぶりに三菱のサイトを見てみると売れ筋の
    SUVは何時フルモデルチェンジをしたんだろう。
    ミラージュが無くなってる。
    昔は発売直前までディオンを買おうと思っていた
    所だけにどうなってしまうのだろう。と心配です。

  2. ken より:

    マツダ好き以外の人間にとって「マツダは高級車メーカーになる」は身の程を知れてと言いたいですね。トヨタですら、あれほどの資金を投入してもレクサスが成功していると言えるのかどうか。経営陣が己の会社の立ち位置を知らないとは喜劇であり悲劇ですね。昔むかし5チャンネル化で大失敗しているはずなんですが。

  3. 田島 より:

    前副社長がいかに狂人だったとしても不思議です。
    商品個々の細かいスペックは役員会メンバーが知らぬ間に決められるでしょうが、全体の商品計画、またプラットフォームやトランスミッションの改良計画は、前社長いや前々社長をはじめ、現社長を含めた取締役以上は関わっていたはずです。
    さらに言えば、副社長派閥に属さない社外取締役もその会議にはいたはずです。
    彼らはその時なにやってたんでしょう。
    暴走機関車もよくなかったでしょうが、彼らも同罪だと思います。

    商品計画で不思議なのは、最量販車種CX5のモデルチェンジ(エンジン等を含めて)
    が考えられてなかったのはなぜなんでしょう。

    不思議だ。

    どなたか、トヨトミの野望ならぬ東洋自動車の謎を書いてくれませんか。
    副社長解任劇、クーデターの内幕を含めれば面白い小説になると思います。

  4. アミーゴ5号リボーン より:

    かえすがえすも、怖ろしいのは米国市場だと思います。

    ホンダもスバルも、偉大なるローカル市場の米国沼にハマった結果、美味しい思いをし過ぎで、チャレンジ精神が失われてしまった。

    マツダも欧州から米国に市場シフトしてから、ラグジュアリーやら高級やらと、路線を変更し出したと感じています。

    トヨタのエライところは、米国一本足にならないところ。

    日本メーカーは、持ち前の粘り強い品質改善とコストダウンをベースに、欧州でクルマを鍛えて性能アップをはかり、美味しい米国に偏ることなくグローバルに展開するのが理想型。

    そしてこれは今まさに、トヨタが実践していること。王道を行っていますよね。

  5. cvt より:

    >CX-5
    現行CX-5の上級グレードを買ってくれたようなお客にCX-60を、現行CX-5のエントリーグレードを買ってくれる層にはCX-30を宛てがい、CX-5は(もしかしたらCX-3も)無くす目論見だったんじゃないかな?と思います(CX-8のお客にはCX-80を宛てがう目論見のようですしね)。
    その目論見は外れてしまったような気がしますが…

    • Tom より:

      マツダに興味ないと、この文章はチンプンカンです。車名にアルファベットと数字だけで連想できるのはベンツ、bmw 位でwマツダもいいと思ってやってるんでしょうけど消費者を遠ざけている一因としか思えませんね。
      決して投稿者を腐しているわけではないのであしからず。

  6. ツナミ より:

    個人的には、使い勝手のいいファミリカーのラインナップをそろえてほしいですね。

    アメリカではラージ群がファミリカーの位置づけなのかもしれませんが、日本ではあえてラージ群に子供を乗せるって感じにはならないですよね。

    車の需要としてファミリカーが占める割合は高いと思いますし、コンパクトな車の需要は、日本以外にもあると思うので、そういった実用性の高いファミリカーという路線の車も出してほしいです。あと、その際は、後部座席の乗り心地も、よろしくお願いしたいです(笑)

  7. MikeRoss より:

    社会人となったら、読むべき本トップ10に必ず入っている本「失敗の本質 日本軍の組織論的研究」
    読んでいる筈なのに、誰も理解していない・・・

  8. 猫まんま より:

    >身の程を知れ
    まさにその通りでごくごく一部を除いてマツダにブランド価値なんて認めていません。ネットニュースの記事で「CX-60でドヤれるか?」って記事見て笑いました。2%戦略とか言ってましたが実際にはその2%にすら相手にされていないのが現実です。自称高級車のCX-60でも実際の所ハリアークラスが妥当なライバルですね。軍法会議上等の副社長が暴走したのが一番の原因だろうけど社内もともかく株主は何も言わないんだろうか?潰れたら株券が紙切れになるのに。前も書いたけどマツダの株主は中華企業に買収されて株を手放したいんじゃないんだろうか?
    売れていないと酷評されているレクサスですがマツダと比べると溢れるくらいに走ってます。
    まあCX-3とかマツダ2はもう見捨てていてCX-3がヤリスクロス、マツダ2はヤリスのOEMになるんじゃないかな?
    マツダに限ったことではなくスバルなんかもレヴォーグのネットの評判はものすごく良いのに実際には殆ど見かけません。結局の所メーカー問わずに「〇〇が出たら買う」とか言ってる連中は口ばかりで買わないってことですね。マツダは特にそういうのが多いかと。そう考えればびっくり価格で中身骨董品のビッグマイナーチェンジのスカイラインやZ買う人は本当の意味で良いお客さんですね。もうフルモデルチェンジなんてしないんでしょうね。

  9. マトリョーシカ人形メーカー より:

    身の程を知らずにマツダはプレミアム路線を推し進めて、高級車ブランド化を目指してきたが、
    高級車ブランド化する前にマツダブランドが消滅の危機に陥って、トヨタに子会社化され吸収されてる気がする。

  10. なるやま より:

    マツダ車2台所有していますが、塗装や樹脂部品の劣化、窓落ち、インジェクターの故障、ドアミラーの不調など品質が低いのは明らかです。

    マツダ信者は故障も痘痕も靨と思っているんでしょうか。
    週末のディーラー通いが楽しいって人にはおススメかも知れませんが。笑い

    マツダは街にレクサスもどきの黒い店舗が増えてきてから、変な方向に行ってますよね。
    世間一般では、マツダがプレミアム路線に走っても見向きもしないでしょう。

    CX-60などのラージ路線も、トヨタクラウン4兄弟やレクサスのライバルにもなり得ないでしょう。

    マツダ車の良さはやっぱりコスパに優れるところ。
    CX-5がなぜ今でも売れ続けているか一度振り返ってみるべきです。

    そして「zoom-zoom」のCMの時代の精神に戻るべきです。
    また、あの悪夢の時代に戻らないように・・・

  11. トヨタ車ユーザー より:

    ホンダや日産のように経営層が出てこない会社もあります。出てこないのが問題なのではなく車が売れないから出て来いという話です。
    売る車のコンセプトを間違えない組織になっていれば良いのですが、マツダほどの規模の会社でも鶴の一声でガーっと失敗してしまうんですね。(あ、まだ決まったわけではない?)
    スカイアクティブ戦略で、ディーゼル、MT、CX-5、アテンザが人気だった時が直近のMAX状態だと思います。まだ世の中はBEVにかじは切っておらず人見さんのエンジンで頑張れていた頃です。あ、スカイアクティブXは忘れましょう。
    いまBEV・ICE車を併売している会社で、BEVで儲けや開発費を回収できている会社はありません。それでもマツダはBEV2台(中国にCX30BEVがある)・PHEV2台で4車種を作りました。電動化とラージでやっていく博打に出たんだと思います。次のマツダ6は無くスモールは捨てる博打にでました。ラージ商品群に軸足を置くちょっとバブリーな博打ですね。
    「ラージの悲劇」とか言われることになるんでしょうか。古のミラーサイクルエンジンとMX-30のロータリーがかぶって見えます。

    • 田島 より:

      スモールやめるんですか?
      こりゃ驚いた。
      最量販CX5の次がない?
      本当?

      BEVは2028年からとなると、事実上2020年代はゼロキャスのラージとR-EVで戦うことになる。
      いくらなんでもそれはないと思うけど。

      もしそうなら新社長は完全トヨタ傘下に入るためなのか
      トヨタとかぶらないクルマとなればスポーツカー集中?
      ゼロキャスターはそこにつながる?

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