マツダの幹部と第二次世界大戦の大本営はそっくり! どこまで落ちたら気付くか?
少し前までマツダについてネガティブなことを書くと、SNSなどで叩かれまくった。しかし最近は叩かれないどころ「もっとしっかり主張して欲しい」というマツダファンからの応援すら貰うようになっている。マツダの経営状態の悪さはハッキリ株価に出てしまっている。「マツダ 株価」で検索していただければ解る通り、ヒジョウに厳しい。マツダ3やCX-30もプラス材料じゃない。
大失敗の雰囲気濃厚なのがスカイアクティブXである。ロータリ-のようなクルマ好きの気持ちをガタガタ揺する魅力的なエンジンフィールなど持っていたなら私も応援したいが、乗ったことのある人に聞くと記事ではホメたけど高いお金出して買う気にゃ全くならないという。ベストカーで健筆を振るうマツダにやさしい鈴木直也さんですらマツダ3についてネガティブ。
マツダファンからすれば、一番の願いは「マツダらしいクルマをドンドン作ってくれること」だと思う。といったことからすれば、私の望みも全く同じ。斜め後ろの見えないクルマ作りや、魅力的なエンジンを全く出さなくなったパワートレーン部門、明るいニュースに興味なさそうな広告や広報部門を見ていると「この人達はナニがしたんだろう?」と感じます。
歴史や政治や人事に興味のある人なら、必ずや第二次世界大戦に至る日本の政治と、同朋をシコタマ殺しまくった大本営に隔靴掻痒の思いを巡らせることだろう。食料や武器の補給も無しで戦地に送り込まれる現場の人間は、どんなに辛かったことかと。当時の資料を見ると、正論を延べる人を「腰抜け!」などとののしった。一度決めた方向を考え直すこと無く単純に突き進む。
今のマツダを見ていると、第二次世界大戦の大本営を客観的に見ているのと同じ。中枢は当時まともな判断が出来なかった軍人みたいな人ばかり。考えて欲しい。これだけ世界規模で負け込んでいるマツダながら、方向性を変えようとか、中枢を変えようという動きが全く出てこない。株価低迷という流れは日産や三菱と同じながら、マツダは良いクルマを作りながら落ちて行ってる。
つまり「良いクルマ」であるものの「魅力的な商品」じゃなく、しかもマツダのブランドイメージは上がっていない。あまり欲しいと思えないクルマを高い価格で売っていたら、内容が良くたって買わないです。また、戦争と同じく「どこで負けを認めるか」は相当難しい。スカイアクティブXが失敗したら株主達は大本営幹部を10人くらいバッサリ引き抜くよう動くだろうか?
「マツダが好き」と「今のマツダの経営陣の考え方が好き」じゃ全く違うことをマツダファンやステークホルダーは考えた方がいい。第二次世界大戦であれば「日本が好き」と「威勢よい大本営が好き」は全く違う。それと同じ。私はマツダも日本も好きだ。されどそれぞれ後者は明確にイヤです。
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