マツダCX-60受注殺到で納期12月というニュースながら台数を出しておらず
4月の販売状況が明らかになった。依然として半導体不足などでフル生産にほど遠い状況。アクアなんか2693台の18位! ハリアーなども前年比で60%に留まっている。ホンダは人気車ヴェゼルが2727台で前年比73%と、さらに納期伸びそうな雰囲気。スバルも1800ccターボエンジンの不具合を出して生産ライン止まっているためレヴォーグの台数伸びない。
4月はアクアの登録台数大幅に減って2693台
そんな中、CX-60の受注が絶好調で納期12月というニュースなど出回っている。CX-60、予想していたよりリーズナブルな価格だったこともあり売れると思うけれど、果たしてどの程度のバックオーダーを受けているか数字が出てこない。そもそもCX-60好調のニュース、もしかして単に納期が12月という話に飛びついただけじゃないかと考えている。
5月4日に上のような情報をお届けした。私はCX-60の全パワーユニットに開発遅れが出ていると予想します。というのもPHEVもディーゼルのマイルドハイブリッドも駆動系のショックを出しており、そう簡単に対応出来ると思えないからだ。したがってバックオーダーを大量に受け12月になったというより、CX-60のローンチ遅れが出てるんだと考えます。
もちろんCX-60のコストパフォーマンス高く、なかでも試乗してないがマイルドハイブリッド無しの3300ccディーゼルは魅力あると思う。ちなみに永田が3300ccディーゼルを買おうとマツダ2を買った関東マツダに行ったら、連絡すると言われてそのまんまらしい。ここにきてマツダディーラーの評判も悪くなってきた。なんか歯車が噛み合っていない感じ。
実際、4月の販売台数を見るとヒジョウに厳しい。鳴り物入りで登場したマツダ3は532台しか売れず41位。人気車になるかと思ったCX-30も487台の44位。売れ筋のコンパクトSUVであるCX-3だって417台で49位。モデル末期のデリカD5が516台。超不人気車のCR-Vすら497台売れている。マツダの低迷振りは明らか。CX-60の納期遅れも合わせ、2022年決算は厳しいかも。
メーカー毎の4月に於ける台数を見ると、国産車全体で前年比85%の中、日産が健闘して98.4%。三菱自動車躍進の113.1%という数字。輸入車は売れているのに相変わらずクルマが入ってこないらしく、前年比81.3%で日本車より厳しい。ここにきて生産台数や販売台数がカオスになっているけれど報道もカオスになってきている。正しい情報を得るのが難しいです。
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