メルセデスベンツの電気自動車、基本は全て中華電池を使っていると考えてよさそうです

メルセデスベンツ日本がひた隠しにする”電気自動車に使われている電池”の供給元、依然として回答拒否ながら、韓国のメディア(自国の財閥の不祥事はなかなか報道しないものの、関係ないと日本よりずっと突進力ありますねと感心しきり)の調査などでパズルが組み上がりました。基本的に全て中華セルを使っていると考えてよさそう。まぁ言いたくないワな。

EQAやEQBもEQEで燃えた中華電池らしい

まず燃えたEQE。韓国の報道によれば使われている電池(セル)は航続距離の長いタイプがCATL。短いタイプはファラシス・エナジーで作っているようだ。どちらも中華電池です。日本に入ってきてるのは後者なのでファラシス・エナジーと考えていい。ちなみにEQSについていえばCATLのみ。信頼性の高いメーカーを使っているという理解でいいと思う。

驚いたことに自然発火したファラシス・エナジーの電池を使っているのはEQEに限られないこと。韓国のメディアが韓国の国交省にあるデータからチェックしたところ、EQAとEQBも使っていると判明(EQCのみCATL)。不思議なの、なんでメルセデスのような部品調達コストにこだわらないメーカーが、実績の少ない中華セルを使っているかという点です。

メルセデスが優れたブランドイメージを持つのは、周囲の人が「いいクルマですね~」と思っているからだ。されど燃えたことのあるメーカーの電池を使っているとなれば、誰だって「凄いですね!」なんて感じない。むしろ「燃えたらしいよ」と言われるのみ。メルセデスの電気自動車に乗っていて心配なら、ディーラーに電池メーカーを聞いていたらいかがか?

それにしても日本の大手メディアはなぜ輸入車の電池メーカーについての報道をしないのだろう? 実質的に安全性に問題無かった日本の自動車メーカーの「不正」と大騒ぎした問題はTOPが謝罪するシーンなど使い大々的に取り上げるけれど、コッチは燃えて、しかも海外の例だと周囲のクルマに迷惑を掛けている。本来ならコチラを取り上げるべきだと思う。

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5 Responses to “メルセデスベンツの電気自動車、基本は全て中華電池を使っていると考えてよさそうです”

  1. uresiina より:

    日本の大手メディアが「輸入車の電池メーカーについての報道をしない」のは、正義感が欠如しているからです。

  2. 猫まんま より:

    >不思議なの、なんでメルセデスのような部品調達コストにこだわらないメーカーが、実績の少ない中華セルを使っているかという点です。
    これって3年くらい前?に中華メーカーのギーリー(VOLVOの親会社)がメルセデスの株を10%くらいいつの間にか買収してるってニュースを見ましたが関係あるのでしょうかね?10%って結構大株主だと思います。もし調達材料にまでギーリーの意向が通るようになってるのならメルセデスも実質中華企業になったということでしょうか。

  3. トヨタ車ユーザー より:

    メルセデスは、セルについる温度・充放電の制御をするコントローラ(実際はIC)さえちゃんとしていれば、どこのセル(制御ICのついていない生セル)を使ってもいいレベルにあると思ったのかも。いまさらドイツの企業がバッテリーセルの開発をしても追いつけないですし。
    そのセルが「くぎを刺しても燃えないぜ」くらいのデキれあればよかったのでしょうが、そうではなかった…。セルに対する安全性の要求レベルを見誤ってしまったのでしょう。中華ローカルメーカーから仕入れたものは、ネジであろうとICであろうと初めはちゃんとした品質のものが届くけど安心したころに規格を外れたものが納品されるというのは良く聞く話です。
    コスト優先でユーザーをがっかりさせた初代Cクラス・初代Aクラス以来の屋台骨を揺るがす出来事です。

    もしくは電動車でロシアンルーレットカーを作ってしまって、電気自動車では中国に勝てない・売れないと悟ってなりふりかまわない暴挙に出たのかも。

    ドイツ御三家はなんでBEVでも中国でも数を求めようと思ったのか。趣味的ではありますが、RRやフェラーリのように顧客を選べるようなブランドビジネスをしているメーカーもあります。そっちを見習えばよかったのに…。

  4. アミーゴ5号リボーン より:

    マスゴミが輸入EVの火災を取り上げないのは、もはや真実を追求する取材能力が、消え失せているからだと思います。

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