ロシアから石油や天然ガスを買い続けるって? エイプリルフールかと思った
ロシアにお金を払えばそいつを使ってウクライナの人を殺すことが明々白々である。ましてや我が国は無条件降伏後の8月18日に北方領土を実力で奪われた歴史を持つ。過去のことだから、と付き合ってきたものの、ロシアのやることは全く変わっていない。ソ連からロシアになっても同じ。そんな国からサハリン2の天然ガスを買い続けるという判断をしたという。
4月1日のニュースということもありエイプリルフールかと思った。ちなみにサハリン2は三井物産(12.5%)と三菱商事(10%)が出資している。どちらも国と太いパイプを持つ財閥系のため、いろんな配慮があったんだろう。自動車産業がロシア工場に出資した金額だって2000億円じゃきかない。なのに躊躇わず撤退を決めた。三井物産の未回収分は4600億円程度らしい。
どんな理由あっても子供や女性の上に爆弾を落とし、榴弾砲を撃ち込み、巡航ミサイルで攻撃を加えているような国と付き合い続ける、という意味が全く理解できない。人殺しを肯定しているのと同じです。100歩譲って人殺しに養われているのなら生きるためしかない。けれどそれは人殺しの仲間と言うことになります。日本のお金でウクライナの人を殺していると思うと悲しい。
アベノマスクは壮大な無駄遣いだったけれど、人は殺していない。三井物産の税金を10年分割にして4600億円分安くするとか、新しいエネルギー開発を委託するなど提案し、とっととサハリン2を諦めるというのが人間として正しい選択だと思う。ウクライナへの攻撃を止めさせるために、武力以外で可能なことは全てやるべきじゃなかろうか。情けない選択、岸田さんならガッカリだ。
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