三洋電機解体へ
日経によればパナソニックの子会社である三洋電機は白物家電部門を中国のハイアールに売却するという。これで三洋電機は消滅したことになる。なぜパナソニックが処分するような企業を買収したのかという点についちゃ、私のWebサイトを見てきた人なら十分解っていると思う。リチウム電池部門を必要としていただけ。
本来ならパナソニック単独でリチウム電池を開発出来るハズだったが、ついにニッケル正極の安全性を確立出来ず、結果としてパートナーであるトヨタの電気自動車の開発を大幅に遅らせることになってしまった。加えてスバルが持っていたNECのリチウム電池の権利も、パナソニックの電池を信じて手放させることに。
パナソニックには「開発の失敗」と「高性能電池を手放させた」という二重のプレッ
シャーが掛かっていたのである。かくして高性能電池を持っていた三洋電機に白羽の矢が立つ。三洋も本来なら上手にパートナーシップを組めば良かったのだろうけれど強気に終始! パナソニックの「お願い」を全く聞かなかったらしい。
こうなれば会社ごと完全買収だ! になったことは想像に難くない。そしてリチウム電池部門だけ取り入れた後、他の部門は売却という流れに。それだけ電池ビジネスの規模が大きいと言うことでもある。しかも三洋電機のリチウム電池はレベル高かったようだ。製造コストも十分抑えられてるメドが付いた模様。
それにしても「三洋電機」のブランドが無く
なるのは関係者にとって寂しいことだろう。また、三洋電機のクオリティを入手するハイアールの今後も脅威である。ハイアールの技術とデザインじゃ厳しいけれど三洋電機のクオリティで価格はハイアールに限りなく近ければ、日本でも通用する。いろんな意味で複雑な心境だ。
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いつも、拝見させていただいてます。
国沢先生、三洋の解体、走り過ぎてます。
三洋電機は、松下幸之助の嫁さんの兄弟が創業者です。
買収する前から、何回も話があり、いよいよ本当に厳しく成ってから、退任した三洋の創業者一族より、話が来たとの事です。
電池の件は、事実と思います。
それから、パナソニックは恐ろしい者で、ハイアールを含め、電器製品の基盤に部品等を組み立てる、マザーマシーンを、いろいろな国内外メーカーに納めてます。
パナは、何処のメーカーが液晶テレビを、どの位作ったか等、車の制御基盤がどの位作ったか、知っていると思います。
今まで、日本は海外に投資して来たので、買収と成ると寂しく思いますが、特に中国については、日本は散々投資してます・中国から投資を受け付けないと、バランスが悪く、また、人質物質の関係からも、今後は増えると思います。
適切な文章の表現が、出来ない事を、お詫び申し上げます。
国沢さんの影響で、プリウスGパールを購入したんですが、かの乗り心地を含め大満足です。燃費は23KMです。今日、プリウスコンパクトを発注しました。
小学生の夏休みには「SANYO」の扇風機が宿題のお供でした。寂しいですね〜。
関係者でない外部の人間にとっては「サンヨー」などというブランド名はどうでもいいのですが、
「アクア」という洗濯機に惚れ込んだユーザーとしては、白物部門まるごと売っちゃうの???
というのは「えっ?」という感じではありますね。
今後はハイアールからアクアが出る事になるのかなぁ・・・?
ハイアールは安いけれど、性能では日本製って思って来ましたが、ハイアールがサンヨーの性能になったら白物はみんなハイアールが席巻するかもしれませんね・・・
パナは白物部門もうあきらめたのかな?
安易に売った部門が逆襲、、それってNEC電池と同じなんじゃ?
ハイアールの冷蔵庫安くて買ったんですよ。
もうそろそろ5年たちますが、故障無しです。
そもそもハイアールが中国メーカーだと知らず買ってしまいました。(韓国とかタイあたりだろうって(笑)
サンヨーのクオリティを手に入れれば、ますますスゴイですね〜。
サンヨーを中国や韓国メーカーに売ったら絶対にやばいよ!
日本の家電メーカーは壊滅すると思います。
今や自動車メーカーの技術供与だって韓国メーカーにやられっぱなしで、数年後は闇ですから!
パナソニックの方針やトヨタとの関係を恨みます!
日本のあらゆるメーカーは壊滅すると思います。