ETCでキセル

ETCカード2枚を使った高速道路の不正通行行為で逮捕されるという事件が起きた。通信社の報道を読んでみると手口全く不明。より詳しく報じている7月1日付け佐賀新聞の記事を読んでもサッパリ解らぬ。以下記事を引用すると「高速道を使って長距離を往復する際に2枚のカードを悪用。往路で入るときに使ったカードは出るときに使わず、別のカードで降りて温存。復路では、往路で入ったインターの最寄りのインターで温存したカードを使って降り、出入りとも1区間の料金で済ませていた」
う〜ん! やはりサッパリ解らんです。考えられる手口としては、例えば東京と新潟県六日町間を想定した場合、1)1枚目のカードで練馬ICから入る。2)
六日町ICはナンバーとETCアンテナ覆って1回だけ自動ゲートをブッチ切る。仲間が居るならスリップストリーム抜けか? 3)帰りは2枚目のETCカー
ド差し込み六日町ICから入る。4)1枚目のカード差し込み練馬ICの1つ手前の所沢ICで降りれば、1区間分の料金でOK。5)翌日、再び1枚目のカー
ドで練馬ICから入る。6)2枚目のカードに差し替え六日町ICの一つ手前の越後湯沢ICで降りれば1区間分の料金で済む。7)帰りは2枚目のカードで六
日町ICから乗る。こいつを繰り返すというもの。これなら1回だけ出口をブッチ切ればいい。それにしても「キセル」としちゃ稚拙な方法だ。ソフトで簡単に
防止出来るだろう。JRにアタマ下げ、対策方法を教えてもらえばいい。ちなみに2枚のETCカード使い、通勤割引や早朝深夜割引を連続して受けるという
「節約テクニック」で逮捕されたんじゃないようです。というか逮捕されるような根拠もないですから。詳細判明次第、レポートしたい。

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2 Responses to “ETCでキセル”

  1. あくろぽりす より:

    >1)1枚目のカードで練馬ICから入る。
    >2)六日町ICはナンバーとETCアンテナ覆って1回だけ自動ゲートをブッチ切る。仲間が居るならスリップストリーム抜けか? 

    ここでもしかしたら、
    ETC車載器を2台使用している可能性があります。
    で、
    特に、長尺トラックなんかで、1台は前部、もう一台は後部に車載器を設置すれば、2台通過したものとしてセンサーが感知した可能性があります。
    模倣犯が怖くてコメントしようかどうか考えましたが、模倣しても捕まるだけでしたね。

  2. あくろぽりす より:

    ちょっと説明が変だったので訂正します。
    >1)1枚目のカードで練馬ICから入る
    ここで車載器2台で入る。
    >2)六日町ICはナンバーとETCアンテナ覆って1回だけ自動ゲートをブッチ切る。仲間が居るならスリップストリーム抜けか?
    ここで車載器1台で出る。
    これで多分、ゲート強行突破は必要ありません。

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